CDを100万枚売るのは難しいけど、アプリであれば100万DLをしてもらえる可能性がある

先日はイベ博DAYSのご来場、ありがとうございました。

いえいえ、久しぶりにみなさんにお会いできて楽しかったです。

そこでこうして卒業生インタビューの打診をしてOKをいただき、開催される第３回でございますが・・・まずはbravesoft入社前の福田さんのエピソードを教えていただければ！

元々はバンドで生計を立てていきたいと考えておりましたが、とはいえ生活する必要がありますので・・・色々と働いておりました。大学卒業後はベンチャー企業で飲食店の立ち上げをしていました。

それはどんな仕事をやっていたんですか？

もう１からでしたので、仕入れ先を探したり、店舗内のオペレーションを作ったり、求人募集したりしてオープンまでこじつけて、オープン後は店舗スタッフも経験したり・・・

それはどれくらいやっていたんですか？

大体１年くらいですね。そのあとはコールセンターのカスタマーサポートとか色々やっていました。

並行して活動していたバンドは、どれくらいの活動頻度だったんですか？

CDを出したり、月10本くらいライブを行う活動を行っていたのですが、事情で同じメンバーでそのペースでやり続ける事が難しくなってしまったんです。同じメンバーでやることに意義があったので、バンドを“ライフワーク”として、一生やっていく趣味として継続するスタイルに切り替えました。

それがbravesoftに入社する少し前のエピソードなのですね。

そうです、そこでこれまで音楽に注いでいた情熱をどこに向けようかと色々と考えた中で、アプリにその可能性を感じました。

音楽とアプリとなると、なかなか異業種なようにも見えますが、どのような理由でアプリ業界と考えたんですか？

「CDを100万枚売るのはできませんでしたが、アプリであれば100万DLをしてもらえる可能性がある」と思いましたね。

そして入社されたのは2015年の1月ですね。当時はどのような業務を行っていたのですか？

最初は業務委託として入社しまして、当時生まれたてだったAppvisorシリーズの営業を行っていました。

最初はセールスだったんですね。元々の志望はあったんですか？

いえ、アプリに関わるのであれば「なんでもやらしてください」というスタンスでしたので、当初はありませんでした。ただ、その中で業務を行って行く上でディレクターの仕事に魅力を感じるようになりましたね。

ディレクターの業務はいつから開始したんですか？

入社して半年後くらいですね。社長に「ディレクターやりたいです」と言ってOKをもらえて、いきなり炎上案件にアサインされました（笑）

（笑）

そんなスタートでしたがなんとか鎮火する事ができて、以降も色々な案件を経験させていただきました。

実際にアプリ開発のディレクションを経験してみてどうでしたか？

スケジュール管理など色々大変でしたが、ひたすら夢中になれる感覚があり、成長を実感できて、すごく楽しかったですね。

そして2016年からはtoC向けの自社アプリのディレクションも担当するようになりましたが、この経緯はどのような内容だったのでしょうか？

これも自分でやりたいと立候補したんです。すると兼任でやらせていただくようになりました。

そこでHONNEのディレクションを担当しましたが、印象に残っていることはありますか？

予算が限られた中でMAUを上げる事はなかなか大変でしたが、オリジナルのアイデアなどを出し、実施してなんとか数字を伸ばす事ができました。この経験ができたことは非常に大きかったですね。

退職を考えるようになったのは、どのような理由だったんですか？

めちゃくちゃポジティブな理由です。兼任でやらせて頂いているtoC向けの自社アプリをもう少し大きなスケールで、もっと専門でやりたくなったことが理由ですね。

確かに当時のbravesoftは受託メインで、eventosに少しずつ力を入れ出しているところで、toC向けアプリはそこまで力を入れてませんでしたからね。

bravespiritsでいう「迷ったら挑戦」に準ずるものだったと思っています。bravesoftは良い人も多く、やりたいことも挑戦させてもらえて不満は無かったのですが、働いていくうちに新たな挑戦心が芽生えて、新しい環境で挑戦したくなったのが理由ですね。

そうして2017年に現在の会社（and factory株式会社）に入社されて、今も在籍中ですね。

基本的にはずっとアプリディレクターとしてやらせていただいております。その上でここ２年くらいはWEBサイトの案件や、メディアを創る業務など色々やっております。

bravesoftの業務を振り返り、どのようなことを学ぶことができましたか？

一番は“マインド部分”と思っています。bravespritsに準ずる“挑戦する気持ち”を学ぶことができました。

bravesoftを離れても、bravespiritsが残っているのは嬉しいですね。

そしてとにかく泥臭く、結果に向かって突き進む粘り腰もbravesoft時代に培う事ができました。今の会社でチャレンジを称える賞を受賞できたのは、まさにbravesoftで培った価値観と思っています。

業務知識などに関してはいかがでしょう？

もちろん、アプリ業界全般に関する知識を学べたことは大きかったですね。企画に関しても開発に関しても多く学ぶ事ができました。

色々とありがとうございました。それでは最後にbravesoftでの就職を考えている方に対して、メッセージをお願いできますか？

とにかく成長できる環境でした。挑戦に寛容で、背中を押してくれて、どんどん自分がやりたいことはやらせてくれる会社でした。若いうちから活躍したい方、早く圧倒的に成長したい方、そして熱い思いを持った方が向いていると思います。

ありがとうございました！