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資金調達の背景
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中でイベントが次々に中止・延期・自粛となる生活の中でイベントDXは加速しました。
コロナ以前もイベント業界ではチケット販売のシステム化、チケット電子化あるいは舞台装置などのイベントのDX化が徐々に進んでおり、「eventos」や「Live!アンケート」の自社プロダクトもイベントシーンで活用されておりましたが、コロナの影響でオンラインイベント参加が急速に普及し、bravesoftもオンラインイベントを軸として事業を一気に拡大させました。
具体的には主力プロダクト「eventos」のオンラインイベント対応、「Live!アンケート」のオンライン活用、さらにはパートナープロダクトにおいても様々なイベント関連アプリ・WEBを開発し、あらゆるシーンにおいてイベンテックを実現させ、結果として13期連続の増収を達成しております。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に移行され、リアルイベントが復活してイベント数が過去最多になると見込まれる今日、主幹事業である「eventos」のマーケティング、セールス、プロダクト開発の強化などイベンテックの更なる推進を目的に、この度3億円の資金調達を実施いたしました。
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イベンテックを推進する主幹事業「eventos」
eventos(https://eventos.tokyo/)はオンラインイベント・リアルイベント双方に対応可能なイベントの公式WEB・アプリを短期間で作成、公開可能なプラットフォームです。
<特徴>
初期費用+月額のライセンス使用料だけで、イベントWEBサイト・アプリの立ち上げ、参加申込から受付管理、ガイド情報やアンケートなど様々な機能を活用いただけます。
プログラミングの知識は不要で管理画面(webページ)より直感的な操作によって情報更新が可能です。
<機能>
「チケット・来場申込」「情報収集」「マッチング」など、イベント前に使える機能から、「スケジュール」「ガイドマップ」「待ち時間チェック」「ライブ配信」など、イベント当日を楽しめる機能、「スタンプラリー」「リアルタイムアンケート」などのイベントを+αに盛り上げる機能、イベント後の「アンケート」「オンデマンド配信」「来場者分析」など、次回のイベントをより良くするための機能など、選べる機能を多数搭載しております。
これらを掛け合わせることで、イベントにおけるストレスを軽減させるに留まらず、イベント体験価値を最大化させることが可能です。
<実績>
「東京ゲームショウ」「東京モーターショー」「東京ガールズコレクション」などの大型イベント、NewsPicks主催の大型ビジネスフェスティバル「CHANGE to HOPE」、複合型海洋レジャー施設の「横浜・八景島シーパラダイス」など、大規模イベントから企業のプライベートショーまで、リアルイベント・オンラインイベント・ハイブリッドイベントと多岐に渡るイベントの公式アプリ・WEBサイトとして、これまでに7,000を超えるイベント・累計300万人以上のユーザーに利用されています。
参考)eventos導入実績一覧
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資金使途
今回調達した資金は、イベントのDX化などbravesoftが掲げる「eventech」の推進に役立てます。
テクノロジーの力で人々のイベント体験はますます進化します。
運営の効率化だけではなく、イベントのもたらす高揚感や一体感をテクノロジーの力でさらに高めることで、イベント主催者と参加者の距離を縮め、人々が想像もできなかったイベント体験をbravesoftが主導して実現していきます。
今回調達した資金は主幹事業であるeventosのマーケティング、セールス、プロダクト開発の強化、「AI」などの新技術の導入のために有効活用します。経営理念である「新しいものへの果てしない挑戦」を実現すべく、未開拓の分野にも今まで以上に積極的に挑戦していきます。
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引受先様からのコメント抜粋
イノベーション・エンジン株式会社 インベストメント・パートナー 雨宮 秀仁様
bravesoft社は、クライアントに伴走し事業成長やDX化を進める「アプリ開発」と「イベントDX」の2つの成長事業ポートフォリオを持つ企業です。2021年9月の初回出資後も順調な成長を遂げ、今回のラウンドにも参加させていただくことをうれしく思います。
コロナ禍において、オンラインイベントの利便性が顕在化した一方、リアルイベントの楽しさや大切さを再認識させられるものでした。活況が続くイベント市場において、リアル・オンラインイベント双方のDXを実現する「eventos」は今後の成長が期待できるプロダクトです。
「eventos」がより多くの皆さんに楽しくワクワクさせてくれるイベント体験を提供していくことを期待するとともに、我々も成長支援をしてまいります。
地域創生ソリューション株式会社 代表取締役社長 佐藤 学様
イベントには多くの人を呼び込む効果があり、弊社の「ALL-JAPAN観光立国ファンド」が注力する観光振興にとって切っても切り離せないものです。
コロナ禍ではオンラインイベントが普及・定着したことでイベント開催のハードルが下がり、大中小様々なイベントが地理的制限なく開催できるようになりました。そして今はリアルとオンラインのハイブリッド型が新しいイベントの形として広まりつつあり、今までになかった人流を生み出すことが期待されています。
オンラインだけでなくリアルイベントにも強みを発揮するbravesoft社の「eventos」はそのようなニーズをしっかりと捉えた素晴らしいプロダクトであり、弊社も今回の出資を通じて成長を支援していきたいと思います。
株式会社エアトリ 代表取締役社長 兼 CFO 柴田 裕亮様
「新しいものへの果てしない挑戦」の理念の通り、スマートフォン黎明期からのアプリ開発事業への参入や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うオンラインイベントへのプラットフォーム適用等、スピード感をもって新しいことに挑戦されております。2021年には初の自社主催ハイブリッドイベント「イベ博DAYS」を大成功されており、弊社といたしましても大変刺激を受けております。
コロナ禍を経て様々なイベントが再開される中で、リアル・オンライン・ハイブリッド形式のイベントを効率的に行うイベントプラットフォームとして、イベント体験に革命を起こすeventech(イベンテック)の実現へ貢献できることを期待しております。
エアトリグループの知見・ネットワークを活用し、bravesoft社の更なる成長のご支援をして参ります。
グローバル・タイガー・ファンド3号投資事業有限責任組合様
bravesoft株式会社の新たな取り組みに注目が集まっています。「eventos」という新しいソリューションがイベンテック市場に新たな波を起こすと共に、イベントのDX化を推進させることを期待しております。
当ファンドは、これまで中・長期的に高い成長が見込まれる国内の未公開企業に投資してきました。その中でも、消費者の行動や業界の構造に変化をもたらす革新的なビジネスモデルをもつ企業、既存事業の活性化、新しい業態を展開している企業への投資を進めています。
業界内での競争が激化する中、今後の動向を追い続けbravesoft社様の成長を今後も見守り続けたいと思います。
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bravesoftについて
スマートフォン黎明期からアプリ開発事業を展開し、「TVer」「31アイスクリーム」「ボケて」など、800件以上のタイトル、累計1億ダウンロード超の実績を積み上げてきました。2014年からは、イベント開催運営のDXに着目し、イベント主催社向けイベントプラットフォーム「eventos」の開発を進め、短期間での公式サイト構築、自由なカスタマイズを強みとして、「東京ゲームショウ」「東京モーターショー」「東京ガールズコレクション」などの大規模イベント・展示会で多数採用されている他、横浜・八景島シーパラダイス、北海道マラソンなど、商業施設や地域イベントの体験価値を向上させるツールとしても広く活用されています。
今後も最新のテクノロジーを活用し、イベント体験に革命を起こす「eventech(イベンテック)」の実現を目指しています。
■ 会社概要
商号 :bravesoft株式会社
代表者 :代表取締役 菅澤 英司
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝四丁目13番2号
設立 :2005年4月4日
事業内容:イベンテック事業(自社プロダクト・パートナープロダクト)
資本金 :7.2億円(資本準備金含む)
URL :https://www.bravesoft.co.jp/
■ 本件に対するお問い合わせ
担当:広報採用部 高瀬 将臣
Mail:pr@bravesoft.co.jp