本日はbravesoftの福利厚生「禁煙手当」について掘り下げて説明してみます。
2020年現在、こちらのニュースによると、
日本国内における喫煙者の割合は17.8%であり、男性の喫煙率は29.0%、女性の喫煙率は8.1%との事でした。
そのうち男性では30代が一番多く37.4%が喫煙し、次いで40代が37.0%となっております(女性は40代が13.6%と一番多いようでした)
「まだ10人に3人も吸っているんだ」と言う印象がありますが、
やはり日本国内は全体的に禁煙傾向が強く、飲食店や最近では居酒屋までも禁煙・分煙の世界となりました。
(禁煙が影響で客足が減り、潰れる居酒屋もあるとの事です)
更には東京都の条例で2020年4月1日以降、
「従業員を雇っている飲食店を原則禁煙とする受動喫煙防止条例案」が施行され、
チェーン店などは軒並み禁煙になると言う、喫煙者を除外した運動が始まるようです。
参考:https://www.inshokuten.com/foodist/article/4904/
そのような形で、喫煙者に取っては暮らしにくい世の中になっているという背景がありつつ、
本題のbravesoftの「禁煙手当」という制度に関して本日は紹介したいと思います。
bravesoftの喫煙者をこちらのメンバーページ (2020年3月現在)よりリストアップしてみると、
役員 : 2人
マネージャー : 2人
セールス : 0人
ディレクター : 6人
デザイナー : 1人
エンジニア : 3人
バックオフィス: 0人
合計 :14人
全社員が69人ですので、20%の社員が喫煙者であるようです。
国内の平均が17.8%ですので、それより少し高い水準のようですね。
↑ 幹部合宿で喫煙をする役員の方々
そんな喫煙をする社員に対してどう思っているのか、非喫煙者の声を集めてみました。
「ちょくちょく休憩をしていてずるい」
「席を外している事が多いので困る」
「匂いが気になる」
以上、肯定的な声は無いようです。
逆に、喫煙者は非喫煙者をどう思うのか、喫煙者の声を集めてみました。
「………」
特に何も無い、そう、喫煙者が禁煙者に言いたい事は何も無いんです。
ですので、両方の立場から見てみると、
非喫煙者は「喫煙者は休憩が多くてずるい」など思っており、
喫煙者は「非喫煙者に対して何もいう事はない」と思っており、禁煙者が損をしているんです。
であれば「非喫煙者にその不公平感を埋めるべく手当をあげたらトントンだよね」という結論となり、
毎月5,000円タバコを吸わない社員には手当が与えられるという制度がbravesoftにはあるのですね。
この制度こそが、
非喫煙者は「喫煙者は休憩多くてずるいけど、手当もらえるからいいや」と思えるようになり、
喫煙者は「俺たちはお金貰えないけど…堂々と吸える!」と思う、双方にメリットがある制度なのです。
これは画期的であり合理的な、何気に良い制度です。
ちなみに当たり前ですが、煙草を吸っていなかった社員が一本でも吸ったら手当は剥奪されます。
それを物語るエピソードとしては、
かれこれ数年禁煙をしていた社員が、千葉県は九十九里で行われた2018年キックオフ合宿で、
宴席の場でうっかり久しぶりに喫煙を嗜んでいたんですが、その瞬間を幹部メンバーに見られて、しっかり下げられていました笑
ちなみに私高瀬もbravesoft入社時は禁煙に成功しており禁煙手当支給対象者でした、が!
気付いたらちょくちょく吸うようになって完全に戻ってしまい、勿論手当は剥奪されて今に至っています。
ディレクターのタクは今年に入ってから禁煙していますが、
彼は何度も禁煙に失敗しているので恐らくまたすぐ吸い始めるのではないかと付き合いの長い私は睨んでしますが、彼が禁煙手当の支給対象になるのは取締役の星が「完全に辞めたかを目を見てジャッジする」と言っていました笑
↑ この時には目の前にしっかり「IQOS」を常備していますね
そんな感じで禁煙手当をまとめれば以下の通りです。
・bravesoftは非喫煙者に対して月額5,000円の禁煙手当を支給している
・非喫煙者が一本でも煙草を吸っていた事が発覚した時点で翌月からの支給は剥奪される
・喫煙者が禁煙に成功して支給対象になるには取締役の星のジャッジが必要となる
そのような感じですが、近年では「喫煙者お断り」の企業も増えていますね。
星野リゾートがいち早く喫煙者の採用をお断りしたのは有名ですが、それに続く企業も増えているようです。
bravesoftは採用に関しては「喫煙者でも非喫煙者でも一切関係無い」ですが、
いずれにせよbravesoftも従業員の健康の為に禁煙を奨励していますので、健康の為に禁煙をするにこした事は無いかも知れませんね!
と、自分に言い聞かせるつもりで本記事を書いてみました。