iOS申請時に必要な情報シリーズの2022年最新版になります。
以前との差分
- アプリ名の最大文字数が30文字になりました。
- スクリーンショットについての説明を変更いたしました。
- ビルドファイルについての説明を変更いたしました。
- APPプレビューについての説明を追加しました。
- カテゴリを最新版に変更しました。
アプリ名(30文字以内)※必須
AppStoreに表示されるアプリのタイトルです。
ホーム画面に表示されるアプリ名と異なっていても大丈夫です。
アイコンと並んでユーザがアプリに興味を持つきっかけになるので、よく考えて付けたいですね。
また、下で説明するキーワードと並んで検索時のヒットに関わってきます。
他のアプリのタイトルを入れたり、キーワード的な単語並べたり、「無料」「No1」などのキャンペーンワードを入れたりするとリジェクトの対象となってしまうのでご注意を。
サブタイトル(30文字以内)
アプリ名の下に表示される内容です。
アプリの目的や特徴について、ユーザに伝わりやすい説明内容を記載しましょう。
ASO対策で、あからさまにキーワードを並べるとリジェクト対象となってしまうのでご注意ください。
カテゴリ ※必須
アプリの合ったカテゴリをプライマリとセカンダリの2つ、下記から選択します。
セカンダリは必須ではないですが、選択しておいたほうが良い気がします。
- ブック
- ビジネス
- デベロッパツール
- 教育
- エンターテインメント
- ファイナンス
- フード/ドリンク
- ゲーム
- グラフィック/デザイン
- ヘルスケア/フィットネス
- ライフスタイル
- 子ども向け
- 雑誌/新聞
- メディカル
- ミュージック
- ナビゲーション
- ニュース
- 写真/ビデオ
- 仕事効率化
- 辞書/辞典/その他
- Safari Extension
- ショッピング
- ソーシャルネットワーキング
- スポーツ
- 旅行
- ユーティリティ
- 天気
スクリーンショット ※必須
アプリのスクリーンショットです。
スクリーンショットと言ってもアプリの画面をそのまま載せる必要はありません(むしろ手を加えるべきです)。
アプリの詳細ページに入ったユーザは、まずここを見てどんなアプリか判断するので「アプリの内容がひと目で分かる」かつ「興味を引きそうなもの」がよいでしょう。
いろいろアピールしたいところではありますが、「無料」というワードを入れるとリジェクトされた実績があるのでご注意ください。
アプリをAppStoreに掲載する際には画像・スクリーンショットを合わせて提出します。
2種類または4種類の画像の提出が必要となります。
iOSのみの対応であれば6.5インチと5.5インチ、
iPadOSのみの対応であれば12.9インチを2種類提出する事になります。
JPGまたはPNG形式(透過NG)でRGB色で、下記のサイズがあれば良いです。
インチ | 解像度 |
---|---|
6.5 | 1242×2688 もしくは 2688×1242 |
5.5 | 1242×2208 もしくは 2208×1242 |
Appプレビュー
ユーザーがApp Storeで直接視聴できるショートビデオのことで、Appの特徴、機能、UIを紹介するもので最長30秒の動画で紹介することができます。
プロダクトページを開くと消音状態で再生されるため、伝えきれなかったものを動画を利用して提出しましょう
このバージョンの最新情報 ※アップデートの際は必須
アプリの更新情報です。
どのような更新を行ったかをユーザにわかりやすく伝えてあげると親切でしょう。
プロモーション用テキスト
アプリのアップデート無しで文言を変更できるエリアです。
期間限定で行っているキャンペーンなどを利用者にお知らせすることなどに使うのが良さそうです。
プロモーション用テキストと次の項目に概要の入力欄があるが、実際にストアの中で同じ位置に表示されるものなので、概要とは分けて書いた方が適切です。
最大170文字です。
概要 ※必須
アプリの説明文です。
ここを読まないユーザも多いので、どうしても伝えたいことはタイトルやスクリーンショットに含めましょう。
上記に書ききれない内容をここに書くと良いです。
また、6行目以降は「さらに見る」をタップしないと表示されているので、優先的に伝えたい事は最初の5行以内に書きましょう。
ユーザがアプリをインストールしようか迷った場合にはちゃんと読まれることが多いと思うので、ここも手を抜いてはダメです。
ちなみに、私はこの概要まで読む派です。
キーワード
AppStoreでアプリを検索した場合に、ここで記述した単語でヒットするようになります。
「暇つぶし,つぶやき」などのようにコンマ区切りで設定します。
コンマ含めて最大100文字なので、ギリギリまで設定しましょう。
レーティング ※必須
下記項目に該当するかチェックします。
選択した項目によってアプリの対象年齢が決定します。
- アニメまたはファンタジーバイオレンス(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- リアルな暴力的表現(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 長時間の過激なまたは加虐的でリアルな暴力(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 冒とく的または下品なユーモア(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 成人向けまたは成人向けを暗示するテーマ(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- ホラー/恐怖に関するテーマ(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 医療/治療情報(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- アルコール、タバコ、ドラッグの使用または言及(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 疑似ギャンブル(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 性的内容およびヌード(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 過激な性的表現およびヌード(なし、まれ/軽度、頻繁/極度)
- 無制限のWebアクセス(いいえ、はい)
- ギャンブルおよびコンテスト(いいえ、はい)
プライバシーポリシーURL ※必須
アプリのプライバシーポリシーが書かれたページのURLです。
サポートURL ※必須
ストアページで「このデベロッパのWebサイト」をタップすると表示されるページのURLです。
お問い合わせフォームがあればそのページを設定するのが良いでしょう。
無ければ会社のホームページなどでも大丈夫です。
マーケティングURL
アプリのマーケティング情報へのURLを入力します。
著作権 ※必須
アプリの独占権を入手した年、所有する人物または組織の名前を順に記入します。
ストアページの一番下に表示されます。
アプリを申請する場合は、あらかじめこれらの情報を準備しておくと作業がスムーズに行くと思います。
ビルドファイル ※必須
Xcode、macOS 用 Transporter、または altool を使用してビルドをアップロードします。ビルドをアップロードする度に、バンドル ID とバージョン番号 がApp とバージョンレコードに関連付けされます。
ビルドファイルの最大サイズはApp の未圧縮サイズは合計 4 GB 未満となります。
詳しくはこちらへ
その他
AppStoreConnectに以下の機能も追加されています。
App内イベント
App内で行われているイベントをプロダクトページから確認できる方法です。
これによってよりリアルタイムにアプリ内のイベント情報を表示することができます。
カスタムプロダクトページ
特定のURLから遷移した際に特別なプロダクトページを表示させる機能です。
SearchAdsと連携することでよりプロダクトページの効果を高めることができます。
プロダクトページの最適化
いわゆるA/BテストがiOSでも可能になりました。