bravesoftはイベンテックNo.1企業を目指すことをビジョンとして、事業展開・広報活動を行っております。
そのイベンテック啓蒙・認知向上を目指し「イベンテック事例(eventech CaseStudy)」の紹介を開始し、前回はイベンテックで実現するペーパーレスの事例を紹介させていただきました。
第2回目の今回は「チケットレス」に関してを紹介させていただきます。
BEFORE 〜イベンテック前の世界〜
「ライブイベント」「スポーツイベント」などが具体的な事例となりますが、多くの観衆が集めるイベントは紙のチケットを前売りで購入し、ライブ当日に会場に紙のチケットを持参し、イベント会場入り口にてスタッフに提示し、会場に入場する方法が一般的であり現在もそのような形式が随所にて見られております。
この入場スタイルでおき得る現象として、まずイベント参加者の「チケット紛失」が起きてしまいます。
紙のチケットである以上、家にチケットを忘れるなどイベント入場のタイミングでチケットが物理的に存在せず、会場に入場できなかったケースも多々存在します。
そしてイベント主催者に視点を向けてみると、参加者が入場する際の情報の確認(目視)や、「もぎり」はかなりの手間となります。
イベントの規模に比例して、多くの入場管理スタッフが必要となりますし、「チケットを受け取る」→「中身を確認する」→「チケットの半券を戻す」一連の作業で時間が発生し、尚且つライブイベントなどでは「別途1ドリンク代」などもいただくので、どうしても入場管理に時間が掛かってしまい、長蛇の列が出来上がってしまいます。
そして、これらの方法の入場管理を行なった際に、「何人が来場したか」「誰が来場したか」などの来場者情報の管理・集約が非常に手間が掛かります。
チケットの半券を物理的に数えて、チケット情報から来場者を照合して…という作業で来場者情報管理はできなくはないですが、かなりの時間と手間、さらにコストを必要とします。
AFTER 〜チケットレスで実現するイベンテック〜
上記のようなイベント入場はイベンテックの実現で激変します。
まず、チケットは紙から「QRコード」など、スマホなどの情報端末で表示できることで、ペーパーレスを実現してコストカットを実現すると共に、チケット紛失の可能性を低減することができます。
そしてチケットレスでイベント主催者の業務が劇的に改善します。
まず入場受付は、紙からQRコードに変わったことで、QRコードリーダーで読み取るだけでチェックインが完了し、手間やヒューマンエラーを削減することが可能となります。
その上でイベント規模にもよりますが、無人受付も行えますので人件費の削減も可能となります。
更には非接触でのチェックインとなりますので、このご時世重要視される「感染対策」も叶えることが可能となります。
そして、このタイミングで「誰が」「いつ」「どの入場口から」入場したという情報をリアルタイムで取得することが可能となり、入場チェックインのタイミングで来場者管理が同時に実現できるのが、最大のチケットレスでの魅力であるといっても良いでしょう。
チケットレスを成功させたイベンテック事例
1. イベ博DAYS(自社プロダクト:eventos事例)
bravesoftが主催した自主主催イベント「イベ博DAYS」でeventosチケットによるチケットレス機能を活用しました。
当日は受付にて、イベ博DAYS公式WEBorアプリで入場登録を行なった際に表示されるQRコードを提示し、
チェックイン後にバッジ(入場証)をプリントアウトして、ブースなど各所にてQRコードでチェックインを行う体験を提供いたしました。
2. JAPAN PACK 2022(自社プロダクト:eventos事例)
2022年2月に開催された「JAPAN PACK 2022」において、eventosのチケット機能をご活用いただきました。
事例1で紹介させていただいたイベ博DAYS同様、QRチェックイン後にバッジ出力を行い、
バッジのQRコードでのチェックインを随所に行うことで、人流分析などを実現いたしました。
3. 第9回MICEイノベーション研究会(自社プロダクト:eventos事例)
https://www.congre.com/news/20210329-9067/
株式会社コングレ様と株式会社新産業文化創出研究所様が開催した第9回MICEイノベーション研究会にて、eventosチケット機能をご活用いただきました。
感染対策を徹底し、下記のようにご紹介いただいております。
参加者へのチケット発券と入場には、感染防止対策の実証実験の一環として、bravesoft株式会社のアプリ「eventos」を使用。受付では、参加者がスマホに表示されたチケットを提示して非接触で入場ができるようにし、健康確認書の記入、消毒、検温、そしてアプリを提示して入場というルートを作り、密にならないように工夫しました。
他にも多くのケースがございますが、イベンテックの実現で「コストカット」「データ管理」「感染対策」など、幅広い用途でのアプリやWEBで情報を管理することが可能となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
チケットがデジタルに変換されれば、入場におけるオペレーションの業務削減はもちろん、イベント開催後の集計や分析の手間を削減が可能となります。
更にリアルイベントが戻りつつある現在ではございますが、まだまだコロナの脅威は依然として存在しておりますので、
非接触を実現し、密集・混雑の回避や人員削減を行えるeventosのチケット機能はそのような点でもお役に立つのではないでしょうか。
eventosのチケット機能ではこれらの機能に対応しておりますので、ご興味ある方は是非お問い合わせくださいませ。
今後も引き続き、デジタルの力、テクノロジーの力でイベントが効果的になった事例を紹介してまいります。