以前プレスリリースでご紹介させて頂きましたが、
昨日2021年11月16日より開催されております、日本の人事部 HRカンファレンス2021 秋におきまして、
Live!アンケートを活用した「当事者意識を醸成し、社内コミュニケーションを活性化した事例」をテーマに本日、弊社コーポレートカルチャー本部長の辻と、広報担当の”まいまい“こと伊藤が登壇させて頂きました。
本日は、どこよりも早い、HRカンファレンスの登壇レポートをご紹介させて頂きます!
イベント概要
イベント : 日本の人事部 HRカンファレンス 2021 秋
開催期間 : 2021年11月16日(火)~19日(金)、11月25日(木)~26日(金)
主催 : 日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
後援 : 厚生労働省
参加費 : 無料
URL : https://jinjibu.jp/hr-conference/202111/
形式 : オンライン形式
トークテーマ
多くの企業でリモートワークの導入が広がる昨今。
社員の孤立、コミュニケーション不足問題が顕在化し、解決のために頭を悩ませているのではないでしょうか。
本講演のポイントは「傍観者から当事者へ」であり、本講演では当社製品のLive!アンケートなど様々にツールを活用した社内コミュニケーション活性化のための取り組み事例や社員の巻き込み方などをご紹介します。
成功事例はもちろんのこと、上手くいかなかったことや、その乗り越え方についてもすべてお話しします。
登壇者
bravesoft株式会社
コーポレートカルチャー本部長 辻 隆斗
新卒でソフトバンクに約10年、人事の重要性に気付いて後半は人事に従事。その後コンサル会社を約10年経営し最近、人事の現場に再度復帰したbravesoftの人事部門長です。
(辻の経歴を深掘りしたインタビューはコチラ)
bravesoft株式会社
コーポレートカルチャー本部 伊藤 舞(まいまい)
bravesoftの理念に共感し「最強のものづくり会社には最強の人事が必要」ということで最強人事を目指し元気に活動中です!
(まいまいについて紹介するWantedlyの記事はコチラ)
はじめに
まず、本日の講演のメインテーマである「当事者意識醸成」に関して、
習うより慣れよという意味合いも込めて、本セミナーはLive!アンケートを活用したインタラクティブ形式で視聴者の方にもご参加頂きました。
冒頭で下記のQRコードを紹介させて頂き、視聴者に参加して頂きました。
※アンケートは現在は終了しております
現在の社会課題 〜テレワークのメリット・デメリット〜
まずは昨年より続いている新型コロナウイルス感染拡大の影響で、
リモートワーク、テレワークを余儀なくされた企業における実施状況のアンケートや統計情報を紹介し、その上で「テレワークの需要は高いが、企業がその需要に対して供給ルールをしっかり決めきれていない」という形で現在の社会課題を定義いたしました。
そして、視聴者の方にLive!アンケートで選択群に投票して頂きました。
66%の視聴者の方が「コロナ禍で社内のコミュニケーション量は減った」との意見でございました。
テレワークの実施状況に関してもアンケートに答えて頂きました。
視聴者全体の90%以上がなんらかの形でオンラインに移行しているとのご回答でした。
テレワークの恩恵に関しては以下の通りです。
「時間の有効活用が可能」「場所を気にせず仕事できる」「集中できる」という順の回答でございまして、個人単位においてはテレワークでのメリットを多く感じる方が多いと言う事が視聴者様からの意見でも判断する事ができました。
bravesoftはコロナ以前よりリモートワークを推奨しており、リモートMTGを普段より行っておりました。
その為、比較的スムーズに完全にリモートへ移行する事ができましたので、コミュニケーションロスはそこまではございませんでしたが、強いて挙げるのであれば「急な相談」「雑談」ができないことが課題である考えておりました。
オンラインで「急な相談」「雑談」をどうするか?
こうした何気ない会話を生み出すべく、bravesoftではバーチャルオフィスoVice(オヴィス)を試験導入し、このような形で全社会議なども実施致しました。
多くの社員が有効に活用し課題となっていた部分は解消できたものの、リアルに近いバーチャルであるが故にリアルに対する渇望が芽生えてしまい、次の課題が浮き彫りとなりました。
オンライン朝礼+Live!アンケートという最適解
そうした課題を打破するべく考え、
bravesoftが大切にしている制度「朝礼」に関するチューニングを行いました。
これまでも朝礼に関する記事やプレスリリースでご紹介させて頂きましたが、bravesoftは全社員が参加する朝礼を毎日実施しております。
対象者は社長から新入社員を含む全従業員が対象となっております。
尚、ここで視聴者の皆様にアンケートを実施しましたが、43%の方が朝礼を実施しているとの回答でございました。
bravesoftは自社パッケージのオンラインイベントプラットフォームeventosを活用し、
2021年からほぼ毎日、フリースタイルの形式で朝礼発表を行っております。
オンライン朝礼を行うメリットは多数ございました。
「発表者の顔が見える」「資料投影などの準備が楽」「社員一人一人発信の場を作ることのコミュニケーション醸成」など、多くのメリットがある事を実施しながら見つける事ができました。
下記のように朝礼にLive!アンケートを活用すると、
顔が見える配信に、更にインタラクティブなやり取りが加わることで、
発表者も視聴者も双方がひとつのイベントを創り上げていく形へ昇華し、「雑談」「何気ないコミュニケーション」と言う課題はもちろん、エンゲージメント向上に関する課題もクリアする事ができました。
更なるエンゲージメント向上に向けて
リモートにおいても朝礼などの実施をインタラクティブな形で実施する事で、
リアルイベント同様あるいはそれ以上の盛り上がりを実現した実例を紹介させて頂きましたが、その上で、更にモチベーションを向上させる為の方法に関してもbravesoftは模索しました。
その内容としては、社員が取り組んできた事や成果を可視化させるイベント「Brave Lightning Talk」を開催し、そこでの発表に対して、Live!アンケートを使用した形でコメントや投票を行い、その結果を社内表彰で紹介させて頂きました。
更には内定式でも、イベントを盛り上げるツールとして活用しました。
結果としてリアルイベントにオンライン要素を導入し、イベントを開催することで下記のような「社内全体の底上げとエンゲージメント強化」を進める事ができました。
紹介させて頂いた事例で成功・失敗と試行錯誤を繰り返し、我々bravesoftはこのように結論しました。
オンラインのメリットを整理すると、
・コミュニケーション量はむしろ増やせる
・他の社員を知る機会もむしろ増やせる
・大人数のリアルイベントで生まれやすい「傍観者」が「参加者」になれる
結論、「当事者意識の高い人間」×「社内が見えている人事」が掛け合わさり、
会社の方向とすり合わせしやすくなる事で、エンゲージメントの強化をしやすくなると言うことを、我々の答えとさせて頂きました。
リモートだからリアルでできた事ができなくなると言うのは当たり前ですが、
我々bravesoftは「オンラインだからこそできる事はないか」を模索し、
そこで見えた方法を、更にリアルに還元する事で、このような成功体験を生み出す事ができたと言う次第でございます。
質疑応答
登壇中の投票以外の時間は、
Live!アンケートの「Live!Q&A」を解放し、ご質問やご意見を頂きました。
時間の都合上、全ての質問にはお答えできない位に多くのメッセージを頂きましたが、実際にこの講演の場も視聴者の皆様の「参加意識」を高めて、有用な場にできたと感じております。
最後に
概要のみのざっくりとした紹介となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
このような形で「Live!アンケート」「eventos」を活用したエンゲージメント向上をお話させて頂きましたが、我々bravesoftは「eventech」と言う、テクノロジーの力でイベントを盛り上げていく事に日々チャレンジしております。
今回の登壇内容が、多くの企業様の大小含めたイベントを盛り上げる切っ掛けになって頂ければ幸いでございます。
興味がある方は、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ!
最後に、それではこのような機会を与えて頂いた日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会の皆様、ありがとうございました!