プレスリリースでも発表させて頂きましたが、
先週2021年10月16日土曜日bravesoftオフィスにてエンジニアの熱き闘い、
bravesoft Iikanjini Speed Up Contest、通称”b”ISUCON(ビスコン)が、CTO池田率いる技術統括室presentsにて開催されました!

「元々10人くらい集まればいいや」と思って開催されたとの事ですが…
蓋を開けてみると、エンジニア以外も含む総勢24名からの参加応募が!凄いですね!

そんな感じで行われた記念すべき”b”ISUCONに関して、イベントレポートを綴ります!長いです!

「ISUCON」は、LINE株式会社の商標または登録商標です。
https://isucon.net

 

ルール説明

概要
3~4名のチームを構成して、与えられた課題に対する最適なプログラミングを制限時間内で行い、制限時間終了後に審査員が与えるポイントを一番多く獲得していたチームを優勝とする。

サーバー事項
サーバーは、主催者で用意する。 ログインに必要な情報は当日主催から配布される。
サーバーは sudo reboot コマンドで再起動できるが、停止した場合は参加者側からの起動はできない。

ソフトウェア事項
コンテストにあたり、参加者は与えられたソフトウェア、もしくは自分で競技時間内に実装したソフトウェアを用いる。
禁止事項などは予選当日配布のマニュアル参照。

採点
採点は採点条件をクリアした参加者の間で、性能値の高さを競うものとする。 参加者に提供される性能計測ツールに参加者が実行リクエストを送り、その後ツール側から計測用の処理が実行される。
採点条件・性能値・性能計測ツールについての詳細は、予選当日のマニュアルに記載する。

 

…と、以上のようなルールで開催されました!

 

チーム編成

このようなエッジの効いたチーム名を冠する全7チームに編成されました。

各チームにリーダーが定められており、リーダーはチーフエンジニアだったり役職だったり、それ相当のスキルを持つエンジニア7名が選出され、そこからバランスを見てチーム編成が行われました。

下馬評ではチーフエンジニアの藤本率いる「おじさんと愉快な仲間たち」、水谷率いる「SENSE」陶部長率いる「BB(Baby Backend)」があたりが優勝するのでは無いかという声もありつつ…
当日を迎えました。

 

オープニング

当日は土曜日であるにも関わらず、リモートワークが続く昨今「平日より多いんじゃねえか?」と思う位に執務室にはエンジニアを中心とした社員達が集まり、会場は参加者達の熱意でヒート・アップしておりました。
※ ちなみに仕事の一環ですので、参加者はもちろん休日出勤扱いになってます

そうして定刻10時に”b”ISUCON開幕。
まずは本”b”ISUCONの実行委員長である清田より、開式宣言並びにルール説明。

 

各リーダーより意気込みの発表。
写真は「おじさんと愉快な仲間たち」より、藤本リーダーによる発表の一コマです。

 

意気込み発表のあとはリーダー勢が集まり、陣地を決めるMTG。
長丁場となる”b”ISUCONではどのゾーンに座って作業するかが非常に重視されるのです。

 

“b”ISUCONスタート(午前の部)

今回の”b”ISUCONは土曜日開催というのもあり、
“b”ISUCONは気になるけどどうしても参加、来社できないスタッフも多かった為、
そんな方々にeventosLive!配信機能を活用し、実行委員長の清田が直々に実況中継する完全生ライブ配信を行う粋な演出も実現し、会はスタート。

途中経過は常に前方スクリーンに表示され、どのチームが現在何ポイントかが分かる演出となっており、これによって各チーム一喜一憂しておりました。

 

そして今回の”b”ISUCONの運営委員会として、チームの集計処理などを行ったのはこちらの技術統括室の方々。
「当日そんなやる事無いと思っていたけど結構ありました」と手前の男が後日談として語っておりましたが、実際その通りでかなりバタバタしておりました。
が、この運営委員のお陰で良いイベントが開催されたんですね!

 

そして各チームから教える声、教わる声が聞こえつつ、
そんな中で「ダメだ!作戦会議!」と言い、執務室奥のスペースで作戦会議を行っていたのはこちらの「みかんせいじんたち」の面々。
新卒社員やベトナム籍社員が集まる多国籍部隊でしたが、エンジニアリングという軸を元にものすごく盛り上がっておりました。

 

そして序盤に獲得ポイントが頭ひとつ抜けてリードし、
会場をどよめかせたのが「ぐぬぬ!パンダちゃんハッカー」の皆さん。
チームワークで他にチームに火をつけました。

 

陶部長率いる「BB(Baby Backend)」は一致団結して横並びで開発するも、多忙な陶部長がちょくちょく別の業務で抜けて痛いタイムロスが…

 

そんな感じでこの辺でお昼休憩を挟みましたが、午前中の戦績はこのような形。
「ミカンせいじんたち」頑張ってください!

 

<中間順位>
1位:735点 ぐぬぬ!ぱんだちゃんハッカー

2位:665点 SENSE
3位:612点 優勝したら池田さんのご厚意で♨︎に行きます 
4位:551点 BB(baby backend)
5位:522点 おじさんと愉快な仲間たち
6位:503点 Canon
7位:461点 ミカンせいじんたち

 

午後の部

bravesoftが誇るスーパーエンジニアであり、チーフエンジニアの川率いる「Canon
どういう状況か分かりませんでしたが、川の大きな声もオフィスに響き渡っておりました笑

 

「おじさんと愉快な仲間たち」はそのチーム名が表す通り、
リーダーでありチーフエンジニアの藤本(通称おじさん)を中心とし、22卒インターンで最近ブログも書いてくれたRYOと、最近入社した新進気鋭のディレクターで最近ブログも書いてくれたかとーのを優しく指南。

 

「優勝したら池田さんのご厚意で♨︎に行きます」は、淡々と開発。特になし(笑)

 

そして15時を過ぎた頃でしょうか?

CDOの青木が参戦し、eventosのマーケターで2021年上期新人王のなんちゃんも含む個性豊かなラインナップの「SENSE」が、頭ひとつ飛び抜けた鬼のようなスコアを獲得!
喝采と舌打ちが執務室に響き渡っておりました。

ちなみに青木の隣は今大会の最年少エンジニアにして8歳の青木の御子息。
父親の勇姿を見る為に参戦も、途中で飽きていたっぽかったので筆者とトランプや人生ゲームで盛り上がりました(ちなみに両方とも筆者敗退)

 

そんな感じであっという間に時は過ぎ…時間は17時。終了時刻1時間前。
ここからは獲得スコアを非公開とし、一進一退のバトルが繰り広げられ、
代わる代わるのポイント変動に運営メンバーがヒーヒー言いながらも…

18:00!終了!
皆さんお疲れ様でした!

表情を見るに、「やり切った感」があり安堵の表情の社員もいれば、「まだまだ時間が欲しい」という顔の社員もいて千差万別でしたが、とにかく全メンバーが濃密な時間を過ごし、エンジニアリングを通じて団結できていたと言っていいでしょう!

 

結果発表

そうして軽食を用意しつつ、懇親会です!
図らずしてチームメンバーで集まり、激闘を称えあっていること30分、結果が出ました!

順位の低いチームから発表となりましたが…
同率でポイント0、零点の7位(最下位チーム)が2つ!
「ミカンせいじんたち」「Canon」の2チーム!残念!

 

そして最下位は逃れものの…第5位と下位グループとなってしまったのは、
553点を獲得した「BB(baby backend)」のメンバー!
こちらは陶部長がちょくちょく居なくなっていたのが原因でしょう(笑)

 

そしてちょうど中間の順位、第4位だったのは…
獲得ポイントが563点と、BBと僅か10ポイントの差でかろうじて4位の「優勝したら池田さんのご厚意で♨︎に行きます」の皆さん!
可もなく不可もなく、という順位でございました(笑)

 

そしてここからはベスト3です!

3位は943点を獲得した「ぐぬぬ!ぱんだちゃんハッカー」でした!


コンスタントに高スコアを叩き出してはいたのですが、残る1位と2位がぶっちぎっていたので3位という結果でした。

 

そしてここからはポイントが1桁変わりまして…
2位は累計4,081ポイントを獲得し、最後まで1位のチームと接戦を繰り広げた「SENSE」でした!

純粋なエンジニアが水谷リーダーしかいない中で、この順位は大健闘!

 

そして映えある第1位、初代”b”ISUCONチャンピオンに輝いたのはこのチーム!

おじさんと愉快な仲間たち!
獲得5,910ポイント!

皆さんお疲れ様でした!最後の最後の爆上がりを守りましたね!

 

最終的な順位・スコアは下記の通りでした!

1位:5,910点 おじさんと愉快な仲間たち
2位:4,081点 SENSE
3位: 943点 ぐぬぬ!ぱんだちゃんハッカー
4位: 563点 優勝したら池田さんのご厚意で♨︎に行きます 

5位: 553点 BB(baby backend)
7位:  0点 Canon
7位:  0点 ミカンせいじんたち

 

そうして各チームからの振り返りを経て、
ちょっとしたゲームで盛り上がりつつ、最後は実行委員長の清田から〆の挨拶

eventosの事業だけでも多忙なのに、
合間で本イベントに奔走し、このようなイベントを成功させてお疲れ様でした!
流石イベントを束ねる部門の長ですね!

清田が本イベント開催において、エンジニアリングの技術向上やチームワーク醸成を実現させたいという思いがありましたが、何よりも大切にしたかった価値観は「エンジニアリングを楽しんで欲しい」という思いでしたが、満足そうに懇親会で談笑し合うエンジニアや、更にはもう終わったのにまだまだ最高点を目指してPCに向かうエンジニアもいたりで、その思いは叶ったのでは無いでしょうか!!

とにかく、そのような形で10月16日、記念すべき第1回”b”ISUCONが無事閉幕致しました!
次回開催も多数望む声があるので、恐らくそう遠くない将来、第2回の記事もUPできる日が来ると思われます!

そんな感じで運営の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした!