2020年最新版、Androidアプリ申請時に必要な情報まとめ の更新版となります。
以前との差分
- デフォルトの言語についての説明を追加しました。
- 無料/有料についての説明を追加しました。
- アプリのアクセス権についての説明を追加しました。
- 広告についての説明を追加しました。
- ターゲットユーザー及びコンテンツについての説明を追加しました。
- ニュースアプリについての説明を追加しました。
- COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の接触確認アプリとCOVID-19感染の可能性アプリについての説明を追加しました。
- タグについての説明を追加しました。
アプリ名(必須)
ストアで表示されるアプリ名です。
アプリ名だけでなく、どのようなアプリなのかわかる一言説明を付けておくと良さそうです。
検索時のヒットにも関わってくるので、よく考えて付けたいですね。
50文字以内で設定しましょう。
デフォルトの言語(必須)
デフォルトでストアに表示される言語です。
ここで「日本語」を選んだ場合は、英語環境の人がアクセスした場合も「日本語」で表示されます。
デフォルト以外の言語も後から追加することが可能です。
アプリ / ゲーム(必須)
PlayStoreの「アプリ」にカテゴライズされるか、「ゲーム」にカテゴライズされるかの指定になります。
「アプリ」を指定した場合、その中でさらに「イベント」「ツール」などのカテゴリを指定します。
「ゲーム」を指定した場合、その中でさらに「アクション」「アドベンチャー」などのカテゴリを指定します。
この項目は後から変更することが可能です。
カテゴリ(必須)
下記から選択します。
タイプがアプリの場合
- アート&デザイン
- イベント
- エンタテイメント
- カスタマイズ
- ショッピング
- スポーツ
- ソーシャル
- ツール
- ニュース&雑誌
- ビジネス
- ファイナンス
- フード&ドリンク
- マンガ
- ライフスタイル
- ライブラリ&デモ
- 医療
- 音楽&オーディオ
- 教育
- 健康&フィットネス
- 仕事効率化
- 自動車
- 写真
- 住まい&インテリア
- 出会い
- 出産&育児
- 書籍&参考書
- 地図&ナビ
- 通信
- 天気
- 動画プレーヤー&エディタ
- 美容
- 旅行&地域
タイプがゲームの場合
- アーケード
- アクション
- アドベンチャー
- カード
- シミュレーション
- スポーツ
- パズル
- パチンコ&麻雀、ほか
- ボード
- ミニゲーム
- レース
- ロールプレイング
- 音楽&リズム
- 教育
- 言葉
- 雑学
- 頭脳系
無料 / 有料(必須)
アプリそのもののダウンロードが有料か無料かの指定となります。
アプリのダウンロード自体が無料で、アプリ内での追加コンテンツなどの購入が有料の場合でも「無料」となります。
アプリの公開までは編集可能ですが、一度公開した後は無料アプリから有料アプリに変更することはできませんので、ご注意ください。
アプリのアクセス権(必須)
アプリが何らかのログイン認証や位置情報などによる認証を必要とする機能を持っている場合は、それらの機能にアクセスする手順を提供する必要があります。
この項目は最大5つまで追加可能となっており、「名前(シナリオの名前)」「ユーザ名/電話番号」「パスワード」「その他の手順」という項目で記入する必要があります。
ログイン認証などがなければ「すべての機能が特別なアクセス権を必要とすることなく利用できる」を選択してください。
広告(必須)
アプリに広告が含まれているかどうかを申告するものです。
以下のどちらかを選択してください。
広告が含まれている場合、「はい、このアプリには広告が含まれています」
広告が含まれていない場合、「いいえ、このアプリには広告は含まれていません」
コンテンツレーティング(必須)
表示される質問に答えていくとアプリのレーティングが設定されます。
正直に答えましょう。
ターゲットユーザー及びコンテンツ(必須)
アプリの対象年齢を指定するものとなります。
13歳未満を対象年齢に含む場合、ファミリーポリシーにも準拠する必要があります。
ニュースアプリ(必須)
該当アプリがニュースアプリかどうかを指定します。
ニュースアプリの場合、ニュースに関するポリシーも遵守する必要があります。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の接触確認アプリとCOVID-19感染の可能性アプリ(必須)
アプリがCOVID-19の接触確認アプリまたは感染の可能性アプリかどうかを特定できるよう、内容を読んで該当するチェックボックスにチェックを入れてください。
タグ
アプリのコンテンツや機能を示すタグを5つまで追加できます。
タグはストアでアプリが表示される場所や比較対象の類似アプリのグループに影響することがあります。
自分でタグを入力するのではなく、元々用意されているタグから選択する形となります。
メールアドレス(必須)
ストアで表示される開発者のメールアドレスです。
電話番号
ストアで表示される開発者の電話番号です。
ウェブサイト
ストアで表示される開発者のページのURLです。
外部マーケティング
Googleが所有するサービスでのマーケティングを許可するかどうかです。
デフォルトでは「Google Play以外にアプリの広告を掲載する」にチェックが入っているので、外部マーケティングを許可する場合はそのままで大丈夫です。
簡単な説明(必須)
ストアのアプリページのトップに表示されるアプリの簡単な説明です。
ファーストビューに入ってくるので、インストールしたくなるような内容にしたいですね。
こちらもタイトルほどではないものの、検索時のヒットに関わってきます。
(AppStoreと異なり、GooglePlayでは説明文も検索に影響するようです)
80文字以内で設定しましょう。
詳しい説明(必須)
ストアのアプリページで、詳細を開いた際に表示されるアプリの説明です。
簡単な説明では書ききれなかったアプリの説明をここに書きます。
4000文字以内で設定しましょう。
アプリのアイコン(必須)
ストアで表示されるアプリのアイコンです。
ユーザの目に止まりやすいものにすると良いです。
自動的に角丸や、ドロップシャドウがつくようになりました。
詳細は下記ページを参照してください。
https://developer.android.com/google-play/resources/icon-design-specifications
- サイズ: 512 ピクセル x 512 ピクセル
- 形式: 32 ビット PNG
- 色空間: sRGB
- 最大ファイルサイズ: 1,024 KB
フィーチャーグラフィック(必須)
ストアでおすすめとして紹介される場合に表示されます。
「アプリの内容がひと目で分かる」かつ「興味を引きそうなもの」にすると良いです。
フォーマットは下記になります。
- JPEG、またはアルファチャンネルなしの24ビットPNG形式
- サイズは1024×500
- 最大ファイルサイズ: 1,024 KB
動画
設定するとヘッダー画像の上に再生ボタンが設置され、そこをタップすることで動画が再生されるようになります。
YouTubeの動画のURLを設定してください。
スクリーンショット(必須)
スクリーンショットと言ってもアプリの画面をそのまま載せる必要はありません(むしろ手を加えるべきです)。
文章による説明よりも画像の説明のほうがわかりやすいので、アプリを説明するような画像にしましょう。
最低でも2つ必要で、下記のフォーマットにしてください。
- JPEG、またはPNG形式でアルファチャンネルはなし
- 1辺の最小の長さは320pxで、1辺の最大の長さは3480px
- アスペクト比:16:9または9:16
- 枚数は2~8
- 1枚あたりの最大ファイルサイズ:8MB
スマホ版、7インチタブレット版、10インチタブレット版のいずれかのスクリーンショットが必須となります。
どれか1つでも入力すれば他の項目は必須ではなくなります。
テレビバナー
Android TV対応アプリの場合に必要となります。
Android TVに表示されるアイコンのようなものらしいです。
フォーマットは下記になります。
- JPG、またはアルファチャンネルなしの24ビットPNG形式
- サイズは1280×720
プライバシーポリシー
アプリのプライバシーポリシーが書かれたページのURLです。
アプリを申請する場合は、あらかじめこれらの情報を準備しておくと作業がスムーズに行えるかと思います。
また、PlayStoreのポリシーは適宜変更されていきます。
以下のページを参考にしながら変更に合わせて期日までに対応を行なっていきましょう。
https://developer.android.com/distribute/play-policies