今週については、割とニュースとしては落ちつていたので軽めでいきます!
項目としてもピックアップしていますが、ジェフ・ベゾスのCEO退任がニュースとしては大きかったですが、ここまでの成長を遂げたあとに、Amazon自体と、別にビジネスに集中するとのことでそちらの変革がどうなっていくか楽しみですね。

ソフトウェア

GoogleがApigee Xを発表

Apigee 自体は、APIの作成や管理を包括的に行うサービスではありますが、Apigee X となることで、ファイアウォールやCloud Identity Access Managementプラットフォームと統合された。これにより、FWやID管理をサードパーティ製のツールを使用する必要がなくなるようです。

参考:Google Cloudが次世代API管理プラットフォーム「Apigee X」を発表

Apple のデザインリソースのアップデートが利用可能に

ほぼ以下の記事を抜粋しますが、

新しいデザインリソースには、ボタンやセグメントコントロール、アラート、メニュー、その他のコントロールなど、macOSとtvOSのすべての主要なコンポーネントが含まれます。さらに、Sketch用のiOS 14とiPadOS 14のデザインリソースが更新され、各種の色変数に対応できるようになり、さまざまな改善点やバグ修正が加わりました。

とのこと。あわせてSketchやXDのリソースも更新されているようですので、デザイナーの方は確認してみましょう!

参考:新規、およびアップデートされたAppleデザインリソースが利用可能に

 

ハードウェア

Chromebookの出荷台数が前年比2倍以上

あまり注目されてこなかったChromebookですが、昨年のChromebook出荷台数が3060万台となり、2019年の1470万台から倍以上に急増しました。

PCと比較しても価格が低価格で十分使えるものも多く、コロナで遠隔学習が増えたためと考えられます。Windows/Macというのが今まででしたが、Chromebookのシェア拡大がどこまで影響するか楽しみです(実は私も持っていますが、サブとして十分使えます)。

参考:Chromebookの2020年出荷数がコロナ禍の需要増により前年比2倍以上に

Amazon 生体認証システムの採用店舗を拡大

以前もニュースで共有しましたが、生体認証デバイス「Amazon One(アマゾン・ワン)」の導入が拡大しているとのこと。とはいえ、まだAmazon Goの他店舗ということで、Amazonの枠を超えてまでといったのはまだまだといった感じです。また、顔認識技術はプライバシー侵犯で訴訟の対象となったり、生体認証についてまだ課題はありそうです。

アマゾンが手のひらを読み取る生体認証システムの採用店舗を拡大、いずれオフィスや他社店舗にも

 

ITビジネス

ジェフ・ベゾスCEOが退任

今週のIT業界のニュースでは一番大きかったのではないでしょうか。ビジネスとしてもかなり良い状況のタイミングで退任ということで、後任のアンディー・ジャシーがどのような戦略を取るかというのも楽しみかつ期待を超えられるかという市場のプレッシャーからどのような結果を出すかは楽しみです。また、ジェフ・ベゾス自体は別の事業に集中するということで、そちらのビジネス(教育、環境、航空宇宙など)でどのような手腕をとるほうが期待されているかもしれないですね。

参考:ジェフ・ベゾス氏が2021年後半にアマゾンCEOを退任し会長へ、後任はAWSのアンディ・ジャシー氏

国内チャットボット・ミニアプリカオスマップ

カオスマップはいろいろなエリアで出ていますが、今回はチャットボット・ミニアプリについてです。(下記リンクを参照ください)。

こちらについても、やはりコロナの影響はあり、コロナによる非接触やDXにより市場としては発展しているとのこと。連携することも出てくると思うので、ざっとどんなサービスがあるかを見ておいても良いかと思います。

チャットボットおよびミニアプリサービス市場は、新型コロナウイルスの広がりによる非接触のコミュニケーションが進んできたこと、多くの企業でDXが戦略の中心になってきたこと、オンライン接客に関連するサービスが開発されてきたことで、急速な発展を遂げているという。

ミニアプリ構築のエボラニが2020~2021年度「国内チャットボット・ミニアプリ業界カオスマップ」公開

中国版動画アプリが時価総額19兆円

私も知らなかったですが、中国の動画アプリ「Kuaishou(快手)」がIPOし、時価総額として19兆円となったようです。広告やサブスクリプションでの収益モデルではなく、チップビジネスを最大の収益源にしているようです。主な機能としては特段特別な機能がある感じでもなさそうですが、一気にここまで時価総額があがってしまう中国市場というのはすごいですね。。。

 

その他

先週も記載しましたが、日本ではClubhouse が人気急上昇でアプリストアでも1位になっていたりしていますが、USでのランキングはどうかというと、22位くらいだったりします。

せっかくなので、USではどんなランキングになっているかを SimilarWeb様の情報から見てみると、日本とは異なるアプリもあります。いくつかピックアップすると、以下です。興味あるものがあればぜひ見てみてください。

SnapChat: これは割と前から出てるチャットアプリで、投稿したメッセージがすぐに消えるやつです。一時期日本でもニュースになりましたが、USとちがってそこまでですね。

Robinhood: 株取引のアプリですね。最近ゲーム株が異常な急騰をして話題になりましたね。

DoorDash: フードデリバリーのアプリ。最近日本進出のニュースもでましたが、今となってはこの業界も競合が多いのでどうなるかですね。

Cash App: モバイル決済アプリ。相互送金とかもでる。xxxPay 的なものですね。