Appleからサブライズ発表ということで、AirPods Maxが発表されましたね。一方コスパ考えてSonyのほうがいいみたいな感じの記事もあり、なかなかM1のようにはいかないですね。
とはいえ、ハードもソフトも新しいものが発表されるものに対してはワクワクしてしまいますね!!

 

ソフトウェア

CentOSが終了 CentOS Streamへ

一部の人には大きなニュースかと思いますが、CentOS8 が急遽2021年末で終了(CentOS7 は2023年)になることを発表しました。今後については、CentOS Streamに移行を促しています。

CentOS Streamは色々説もありますが、RHELのアップストリーム開発ブランチという話もあり、今までのCentOSとの位置づけ(CentOSはその後の安定版としての位置づけ)と異なってきます。

そうなってくると、CentOSを使っている方は今後どうしていくかの判断に迫られるかと思います。有料版のRedHatにはなかなか難しいでしょうから、それでもStreamにいくかもしくはUbuntuなどに移るか。。。

※弊社も基本CentOSを採用してきたので正直焦りました。ラインが異なりますが Ubuntuを検討しています。。。(CentOSはRedHat系列、UbuntusはDebian系列でちょっとコマンドが違ったりします)

CentOS終了にコミュニティからは非難の嵐、CentOSの設立者が新プロジェクトの発足を発表する事態に

海外だとcentOSよりubuntuのほうがシェアとしては多いようですが、海外でも避難のページが結構でてますね。

Red Hat resets CentOS Linux and users are angry

 

Googleが新しいOSを発表

Googleはすでに、Android、ChromeOSとOSを出していますが、新しいOS「Fuchsia」のプロジェクトを一般開放したようです。実際にこのOSがどのような位置づけで、どのような方向に向かっていくかなどはまだ謎が多い状況のようですが、以下の記事によると徐々に情報を出していくようになっていきそうです。どのような変化を起こしていくか楽しみですね。

GoogleがAndroid、Chromeに続くOS「Fuchsia」プロジェクトを一般開放へ

信頼/思いやり/事実に基づく新しい検索エンジンを開発中

you.comというgoogleに対抗する検索エンジンが元SalesForceのエンジニアによって開発中のようです。ネット上でのクリック信頼度を高め、クリック詐欺を減らすことを大きなゴールとしているようですが、Googleという巨大な壁に対してどのように挑んでいくか注目です。

LINEがUIのリニューアルを実施

Androidから先行し、iOSも近日中に行われるようですが、LINEがUIをリニューアルするようです。
新しいデザインは以下のようになるようです。アプリを作成していく際に、日本だと多く使われているLINEを参考にされる方もいるかと思いますので、どのように変わっていったか把握をしておいたほうがよさそうですね。
LINEがサービス開始以降初となるアプリ全体のUIデザインリニューアルを実施

 

ハードウェア

Apple次はハイエンド向けのCPUを開発か?

16個もの高性能コアと4個の高効率コアを備えた設計に取り組んでいるようです。M1の評価がかなり高いということもあり、かなり期待も高くなりそうです。とはいえ、IntelやAMDもただ見ていくことは無いはずですし、Microsot/Googleなどもそれにあわせてどう動いてくるかも注目ですね。(M1をポチってしまった私としては、ぜひWindowsも正式に対応するなどしてほしいです。。)

なお、MicrosofttがARM版Windows 10向けのx64エミュレーションをプレビュー版でリリースしました。これまで未対応だったx64アプリ全般がARM版Window 10搭載PCで動作可能になりますので、ARM版への対応が進むことを期待したいです。

HoloLens2 Developer Edition販売開始

MRデバイスとして有名なHoloLensのバージョン2について、Developer Editionの販売が開始されました。そして、値段はなんと42万2180円!やっぱり高いですね。。。
前バージョンのHoloLendsを使わせてもらったこともあるのですが、ものとしては非常に良いものだと思います(視野角とか改善の余地はありましたが)。ぜひ一般の人に手が届く状態になって市場が広がっていくことを期待したいです。

ITビジネス

2020年のアプリ市場について

2020年はコロナの影響もありアプリ市場も伸びていることを以前お伝えしましたが、App StoreとGoogle Playで前年比10%増の1,300億回アプリをダウンロードとなり、消費額については年末までに前年比25%増の1,120億ドル(約11兆7000億円)に達する見込みとのことです。なお、この中でゲーム割合についても触れていますが、売上としては特にAndroidについてはほとんどがゲームで占めているようです。

画像:App Annie

なお、2020年のトップアプリについても発表しているようですので、ぜひ見ておきましょう(見た感じ、ZOOMとDisney+以外は去年とほぼ同じような感じですね)

画像:App Annie

2020年のアプリ消費額は過去最多の約12兆円、ダウンロードは1300億回

GIGAスクール構想に向けて

 新しいニュースでもないのですが、記事として最近記載されたので紹介します。
GIGAスクール構想とは、一言で言うと「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想」です。また、GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略となります。
どこだったか忘れたのですが、GIGA構想に向けてハードウェアを出すみたいな記事もあったりして、一つのビジネスのネタになってくる可能性がありそうです。タグ付けて、「学校DX」みたいな記載もあって、DX化がたしかに他国に比べて遅れている日本においては、ひとつの注目ポイントになるかもしれません。

その他

今回は開発観点での記事を紹介します。

Linuxを生み出したリーナス・トーバルズが考える「優れたコード」とは何か?

最初にある以下の文は非常に考えられますね。

わかりやすい変数名をつけたりして「読みやすいコード」を目指す作業は重要です。しかし、「読みやすいコード」と「優れたコード」の間には、時として構造上の大きな違いがあるのも事実

そのポイントはLinuxの開発者が自身の「優れたコード」に対する考えを説明しています。細かいところはぜひ上記の記事をみてもらうといいですが、非常にシンプルになっているのがわかります。

読みやすいことにもつながると思いますが、以下にシンプルにできるかは大切ですね。