こんにちは。
ブレイブソフトで主にtoC向け自社サービスの開発・運営を担当しているコンシューマ事業部の伊藤です。
世界のアプリ動向に目を向けつつ、日本でもそれを体験できるものという範囲で個人的に「これはいい」と思ったアプリ・サービスをご紹介させていただきます。
今回ご紹介したいのは「SlideShare(スライドシェア)」というオンラインのスライド共有サービスです。
前回に続き、実はこのサービス自体は結構前からあるんですが運営している会社はあの「linkedin」です。linkedinは自己プロフィールを登録してビジネスのつながりを持とうとするSNSですが、こんなサービスも作ってたんですよね。

何がすごいか?

何と言っても簡単にスライド資料が共有できるのは良いですよね。これがほぼ全てだと思いますが、それだと何も言ってないのと同じなのでもう少し続けます。SlideShareはLinkedinが母体となっているので割と実名が多く、書いてる人のバックボーンも見えつつ資料も読めるので前回紹介した「Quora」にも通じますが情報の信頼性がそこで担保されています。
類似のサービスとしては最近だと断然「GoogleSlides」「Office365」なんでしょうけど、あちらはどちらかというとドキュメンテーションや社内共有という意味合いが強いのかなと思います。
linkedinが母体ということで外とのつながりが重視されているSlideShareではいろんな発表資料を検索することができます。

導入まで

まずはPCでSlideShareのWebサイトへ行き、アカウント登録しましょう。
アプリの方ですが、これも「Quora」同様でアプリストアで検索すればすぐに出てきます。

使ってみた感想

PCサイトの方は完全に欧米優先の作りになっています。
日本市場では花開かなかったということでそのような対応になっているのでしょうか。言語選択すらないのはちょっと寂しいところ。
資料のアップロードはPCからなのですが作りがシンプルなので迷うことはありません。
アプリの方は閲覧に特化されていてサクサクスライドが読めるのが良いところ。

改善するなら?

まずはPCの方は日本人向けに言語選択が欲しいところです。
それと、オープンマインドが基本ではありますが社内むけ、オープン公開みたいな閲覧権限のコントロールが簡単に選択できると良いかなと。
GoogleDriveとは連携できるようなのでその辺りのステップが整理されていると日本でも有効活用できそうです。
GoogleDriveは当社でも使っていますが、keynoteやpdfの閲覧に若干の難ありなのでSlideShareが使えると社内のコミュニケーション活性化に一役買いそうです。

取り入れたいポイント

bravesoftはtoC向け、toB向けのサービスどちらも展開していますが、もしかしたら同じサービスであっても両方の需要を満たせる形があるのかも、と使っていて思いました。SlideShareってビジネス寄りなサービスではありますが発想転換すれば個人、法人どちらにも有効活用できそうだと思い。ちゃんと見てないだけでそういう利用のされ方・提供方法はあるかもしれませんが。

オススメ度

スライド書くのが得意な人、セミナーなど頻繁に開催するスピーカーの方などにオススメ!
★★★☆☆
当社の「Live!アンケート」もセミナー講師やスピーカー、モデレーターにオススメです!
面白そうなアプリ・サービスを日々探しているので次回の更新をお楽しみに!