前回のあらすじ
弊社グローバル戦略本部統括の池田がバングラデシュに出張してきました。
前編のブログでは、バングラデシュの大学や政府系機構などに訪問し、「日本とバングラデシュが現状どのような技術交流、教育を行っているか」「そして今後はどのような形で交流していくべきか」という内容をヒアリングしてきました。
日本とバングラデシュを結ぶJICA様やJETRO様以外などと言う日本人の方が働いている会社の他、現地の企業としてはbrain station23へ訪問しました。
brain station23様には今回の出張において、移動のヘルプをしてくれたりと、何からなにかまで協力的にしていただきました。
スマホアプリの開発だけでなく、AIの開発だったり、E-commerce/Bankingシステムだったりとかなり幅広く開発を行っている会社で、今まで色々聞いてきましたが、バングラデシュでも優良な企業なようで、BASISからの表彰をもらったりとしておりました。
その御礼というわけでもないですが、「弊社bravesoftのプロジェクトの進め方」だったり、「日本の会社とオフショアをする際に気をつけた方が良いこと」「日本人の特徴」などをプレゼンさせてもらいました。
英語でのプレゼンは10年ぶりでしたが温かい目で聞いてくれましたし、何より色々と質問を頂き、日本のビジネスを理解しようとする姿勢を強く感じました。
イスラムの国ってこともあり、ちゃんとお祈りをするスペースがあるとかはその国ならではというのを感じました。
COOであるFerdousさんを始め、ミーティングのアレンジをしてくれたMarketingトップのTishaとして、色々移動を助けてくれたHassanには感謝感謝です。
なお、日本人のインターンの大羽さんが働いており、去年のIT Weekで名刺交換していたことが発覚。忘れていてすいませんでした。。。
非常に良い青年で今年日本に帰ってくるのでまた日本で会えるのを楽しみにしています!
ちなみにですが、、、滞在中に私の誕生日となったのですが、brain station23の皆様が祝ってくれて、ホールのケーキまで用意して祝ってくれました(泣)
ちなみに、真ん中に刺さってるのはローソクっていってましたが、火の付き具合が花火でしたw
企業、機関などへの訪問は以上となりますが、イベント向けのアプリを作っている会社ですので、バングラデシュでは縫製業が中心であることから、ちょうど開催していたデニムExpoへ参加してきました。
なお、受付にいったのですが、「縫製業の会社以外は入れることができない」とのことで、入場を拒否・・・
困っていたところ、Hassanの友達がブースを出しているとのことで、無理くり交渉してくれてなんとか入場させてもらいましたw(Yeasinありがとう!)
業種が業種なので仕方ないのでしょうが、もちろんイベント用のアプリなどはなく、よくあるパンフレットと地図を配るスタイル。
(なお、デニムExpoだけに、配られたバッグがデニム生地ってのは洒落てましたw)
受付は、名刺を渡してコンピュータ登録して、入場者にバンドを付けて入場証としていました。
1ホールだけでしたが、そこそこの広さですが、マップがないと迷うというほどでもなかったです。デニムだからかもしれないですが、特にサイネージとかも使ってるブースはありませんでした。見たところ、ビジネスのやり方も名刺交換してその場で話し合いといった感じで事前マッチングという感じもなさそうでした(定かではないですが)。
なお、2時間ほどいましたが、2回ほど停電が発生(数秒で復帰はする)。
市内地で停電は1回もなかったですが、電力使うところではまだ起きる可能性がありそうですね。。
というわけで、今回の出張での主な訪問先を紹介させていただきました。
最後にビジネス外について少し。。。
昔から日本政府が支援ではいっていることもあり、基本親日国です。また、基本みんなおしゃべりですw
理由を聞いたら、「金もないから話すことしかないんだよ」って言っていました。
それもあってか、とにかく人懐っこくよく喋る人ばかりでした。
また、お会いした人はみんな親切で人として非常に好感を持てる方ばかりでした。
道端で迷って道を聞いたら基本嫌な顔もせず教えてくれました(半分は間違ってましたがw)
また、最初にも書きましたが、とにかくダッカは渋滞が恐ろしくひどいです。
まず時間ギリギリに行こうとしたら絶対に間に合わないです。
車もそうなのですが、リキシャという自転車の後ろに人を乗せる乗り物があるのですが、ガンガンギリギリのところに入ってきたり、車も車線守らなかったり、強引に入ってきたりと、日本みたいに我慢して待つ文化がないのも一つの理由かもしれないです。
なお、私が行っていた週は「それでもいつもの半分くらいの交通量」との事でした。
理由を聞いたら無免許運転とかを取り締まってるからって事でした。つまりどうかってことは明言を避けますが。。。
ちなみに、携帯電話を持ってる人も多く(ただしみんなネットに繋がってるか不明)、移動でUber を普通に使ってる人が多いみたいです。今まではリキシャやタクシーなどでは乗ったあとに金額交渉して揉めることが多かったようですが、乗る前に金額が確定して交渉がないUberは革新的なようで、スマホの普及に合わせてUberも普及しているようです。
貧富の差は結構あって、貧困層も結構いました。道端で寝ている人、金を恵んでと歩いているひとはザラにいる感じでした。
時間の合間に、オールドダッカにも行かせてもらいました。ダッカ市内はまだ近代化されておりますが、昔ながらのバングラデシュを見れるとのことで訪問。整備はほとんどされておらず、下水もおそらく微妙で、かつ乾季ということでホコリも結構まったりと、まぁ想像の通りなかなかな環境でした。
また、街中でもお祈りの時間になると爆音でコーランを読んだりしていて、イスラムの国ってことを強く感じました。
一方、オールドダッカということで有名なスターモスクというモスクもあり、街中にいきなりドンとある感じですが、装飾とかもきれいでした。
なお、「伝統的な料理があるから食べろ」ってことで、名前を何回か聞いて忘れてしまったのですが、食してきました。
2枚めはおそらく味からしてもラッシーだと思います。味はとてもおいしかったのですが、深く理由は言いませんが、その数時間後トイレに籠ることになりました。。。結論としては、日本のような衛生面じゃないところで食べるとちゃんとお腹をこわすってことを体感しました。
というわけでまとめますと、バングラデシュの政府・企業ともに、日本との交流に対してはプラスに考えており、人もとても親切な人が多く、イスラム教ってこともあり多少不安はありましたが、そのイメージは完全に変わりました。
まだまだ経済的にはこれからということろではありますが、教育などを見ていると今後の可能性を非常に感じた出張となりました。
最後に、今回の旅で一緒に回ってくれたHassanを紹介します。
バングラデシュではクリケットが有名なスポーツらしく、最後ダッカの空港にはクリケットチームの帽子をかぶって送ってくれました。
紹介してくれた友達もみんなフレンドリーで、最後は友達みたいな感じになっていました。
「来年には結婚する(現在彼女なし)から、その時はバングラデシュに呼ぶからな!」って言ってくれました。
是非、その時には参加させてもらうよ!
Hassan本当にありがとう!!!
以上、バングラデシュレポートをお送り致しました!
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