前回のブログにて、今「Appvisor pushが熱い!」と言うブログを投稿しました。
その中でAppvisor pushの歴史や機能などを紹介させて見ましたが、
実際にこちらのAppvisor push部門の責任者を勤める、丹羽部長にお話を聞いてみました。
ちなみに丹羽部長はどんな方かと言うと…
この人ですね!まさに「PUSH!」と言う感じこの方こそが、
今年の7月より事業部化したAppvisor pushをメインとする事業部のマッスル丹羽部長でございます。
てな訳で、ここからは丹羽部長に「PUSHとはなんぞや?」と言う部分から、
Appvisor pushの展望や今後のビジョンなどのインタビューをご紹介させて頂きます。
プッシュ通知とはどのようなものなのか?
ーそれでは宜しくお願いします!
宜しくお願いしマッスル!
ー大分気合い入ってますね(笑)
それでは早速初歩の初歩の質問ですが…スマホアプリで使われる「プッシュ」「プッシュ通知」ってなんなんでしょう?
プッシュ通知とはスマートフォンやタブレットに対して、外部から通知を送信できる仕組みのことを指します。
プッシュ自体は画面の上部や待ち受け画面にお知らせが出る「アレ」の事ですね。
基本的に送信者(アプリの作成者または運用者)の送りたいタイミングで配信できます。
ープッシュとは基本的にどう言う用途で使われるものなんですか?
「アプリの自動更新情報」や「イベントのお知らせ」「新機能の紹介」などの全体に働きかけるものだったり、ユーザーデータと連動して、郵送物の配送状況を伝えたり、オークションで商品の値下がり状況をお知らせしたりする事ができます。
また、通知を送ることで休眠ユーザーにアプリの存在を思い出してもらうきっかけをつくることも出来たりと…用途としては他にも色々ありますね。
ーありがとうございます。
その上で最近ですと「ローカルプッシュ」とか、「セグメントプッシュ」とかのプッシュの種類をよく聞きますけど、どう言う違いがあるのでしょうか?
一般的に皆さんが想像しているものはリモートプッシュと言って、外部サーバーを経由する通知になります。ですのでオンラインである必要があり、通知したい運用者がリアルタイムで内容を変化させて通知できます。
その対になるのがローカルプッシュですね。
オフラインでも通知が届き、アプリの中で予め定義されたルールに従って通知されます。身近なところではiOS/AndroidのカレンダーアプリやToDoアプリで利用されています。
ー我々がよく使っているものは「リモートプッシュ」なんですね。「セグメントプッシュ」はどのようなものなのでしょう?
セグメントプッシュは上記の概念とはまた違って、
プッシュ通知を送りたい人を選別(セグメント)して配信する仕組みになりまして、
例えばOS種別やアプリのバージョン、ユーザーがアプリを起動してから経過した時間や、アプリ利用者が任意に設定する情報(例えば年齢・性別・居住地など)を元に絞り込んだユーザーのみにプッシュ通知が行える仕組みを指します。
ー用途としてはどのような「セグメント」がされるでしょうか?
例えばショッピングアプリだと性別、年代でセグメントして配信したり、
買い物回数によってクーポン配布やセール情報をお知らせしたり等の使い方もあります。クライアントの商材などによって絞り分けるイメージですね。
ーありがとうございます。よく理解できました。
その上でプッシュ通知がもたらす「効果」と言うのはどのようなものなのでしょう?
アプリ側から利用ユーザーに対してアクションをかけられるので、
上手く利用すればユーザにマッチするお知らせを届けることで、アプリの利用を促進する効果がある事が良い効果ですね。
反面、マッチしないお知らせばかりの場合は、
プッシュ通知そのものをOFFにされたり、最悪の場合はアプリの削除をされてしまうケースも考えられます。
ーユーザーのニーズにマッチしたプッシュ配信であれば良いのでしょうが、
それが過度な通知になりマッチしなければ「鬱陶しい」と思われると言う、バランスが難しいですね。
その点、ブレイブソフトではHONNE・bokete・お笑いTV・COMと言ったコンシューマー向けの自社アプリを配信していますので「絶妙なプッシュを送るツボ」を知り尽くしておりますし、その知見を受託開発でもeventosでも共有しておりますので知っている強みはありますね。
ーちなみにプッシュ通知と言う概念が生まれる前までは「メール」「メルマガ」などの通知が一般的でしたが、プッシュとメールはどう違うのでしょうか?
いくつか違いがありますが、「お知らせの即時性」が挙げられます。
プッシュ通知は配信直後にスマートフォンの画面に通知を表示させることが出来ますが、
メールはユーザーがメーラーを起動して、確認する必要があるためタイムラグが発生してしまいますし、メールが埋もれてしまう可能性もあるので、その点に関してはより早く情報をユーザーに届ける事ができるのが、プッシュの優位性のひとつですね。
ー今では「それが当たり前」な位にプッシュが馴染んでますが、言葉にして比較するとその通りですね。
お知らせをユーザーに確認して貰うハードルについても差異があります。
例えばプッシュ通知ではユーザーが通知メッセージをクリックすると、アプリが起動したり、クーポンならクーポン画面へ遷移したり、イベントならイベント画面へ遷移したりできます。
ユーザー観点で言うとメッセージを確認して、クリックで希望のページへアクセス可能となり大変スムーズな機能となります。
ー確かにニュースが多いですけど、最初にちょっとだけ表示されて気になる内容のニュースに遷移しますが、メールではなかなかこれが出来ない気がしますね。
メルマガの場合はメルマガ通知により、必ずメーラーを立ち上げないとなりませんし、
そのため、プッシュ通知より手間が増えてしまいます。
クーポンを送る場合、「メール着信」→「メール通知クリック」→「メーラー起動」→「件名から文章選択」→「文章の確認」→「見たい情報のURLをクリック」→「ブラウザ遷移」→「クーポン表示」etc…という流れであり、プッシュ通知より伝えられる情報は多いのですが、伝えられる情報が多すぎるが故にユーザビリティーは低下してしまいます。
プッシュは必要な情報だけを与えて、気に入ったら見れば良いし、気に入らなければ閉じれば良いのでユーザーも「楽」に楽しめるんです。そこもプッシュの優位性でしょう。
ーちなみにプッシュ通知のメリットは多く理解できたんですが「プッシュがないアプリ」と言うのは成立するんでしょうか?
もちろんプッシュ通知が無くてもアプリそのものは利用出来ます。
例えばユーザー1人で利用する「メモ」や「辞書アプリ」にプッシュ通知が無くても、特に困ることは無いと思います。
反面、ECサイトアプリで商品発送や新製品・セール情報を、
プッシュ通知を使って通知するとしないとでは売り上げやMAUに差が出てきてしまいます。
こういったケースではプッシュ通知がなくなることでアプリの利便性や魅力は少なからず下がってしまいますので、やはりプッシュ通知は必要であると言えるでしょうね。
Appvisor pushに関して
ーそれではここからはAppvisor pushに関して聞かせて頂きます。
まずAppvisor pushの「強み」と言う部分から聞かせて頂きたいと思うのですが、どのような所でしょう?
大きく2つありますね。
1つはプッシュ通知を利用するにあたって必要な機能は「全て」実装されている部分です(機能に関しては前回ブログにて説明)
そしてもう1つは運営会社がアプリ専門開発会社のため、「技術面」において優位性を持っている点ですね。
また、前述の通り7月から社内でプッシュ専門の部署が立ち上がりましたので、
これまではeventosとの併用などで時間が限られていた部分もあったのですが、専門化することでフルコミットできるようになった事で、より活発に新機能開発や既存ユーザー様へのサポートを行える様になったのも、今後の強みに変わっていくと思っています。
ー逆に、Appvisor Pushの他社サービスと比較して弱い部分はどんなところですか?
汎用的に機能を実装している反面、尖った機能が無いことですかね。
ーなるほどですね。それではAppvisor Pushを実際に導入を決めた際、最短でいつから使えるようになるのですか?
お申し込みから1〜3営業日で申し込みユーザー様用の管理画面アカウントを発行します。
そこから組み込み用のSDKを同管理画面に記載の導入手順を参考にして頂き、組み込み頂ければ即利用可能になります。なので最短1日ですね。
ー1日でできちゃうんですね(笑)その上での料金形態はどのような形となるのですか?
月間のプッシュ通知数は関係なく、1アプリ1OS単位のMAU(Monthly Active User)数で算出します。
ーAppvisor Pushを使われているお客様はどういう傾向が多いんですか?
金融業界・人材業界・情報通信業界・エンタメ業界・アパレル業界・ECサイト等様々です。
短時間で10万〜1,000万件程度通知を行う、配信性能をお求めになるクライアント様は多いように感じています。
また、初めてプッシュ機能をアプリに実装したり、運用ノウハウに課題感を持つお客様が弊社サポート体制を目的としてご利用頂くことも多々あります。
ーちなみにAppvisor Pushはアプリ以外には使えないんですか?(WEBサイトのみなど)
残念ながら、現在WEBプッシュは残念ながら実装は出来ていません。将来的に実装するかは検討しています。
ーAppvisor Pushの近い将来の改修予定などはあるのでしょうか?
現在、Appvisor Pushの機能をAPIを介して、クライアント様の環境とシームレスに連係出来るような開発を行っております。
また配信後の分析機能の拡充を行い、これまでよりも細やかな配信結果の分析が出来るような施策も考えております。
それ以外にも社内で様々な開発案が出ております。
ーその上で、Appvisor Pushの今後の展望はどのようなものでしょうか?
ちょうど5月にサーバ移行が完了し、サイトリニューアルも行いました。
新部署も発足し「これからやるぞ!」と言う雰囲気になってきています。また、ここ数ヶ月で沢山のお客様からお問い合わせも頂いており、いくつかの機能要望も頂いています。
その上で前述しましたが、配信結果を基に有効なプッシュ通知を配信できるような分析機能を実装し、クライアント様のビジネス成長に繋がるようなサービスを提供していきたいと思っています。
ーちなみに丹羽部長自身の今後の目標はどのような目標となりますでしょうか?
この会社に入ってAppvisor Pushというサービスに関わり、
この7月に部を預かったと言う事で「部署を成功に導いていく」という挑戦が始まりました。
成功が何なのかは人それぞれだと思いますが、都度最善の道を考え、サービスをよりよい方へ導いていければと思っています。
そしてしっかり仕事して趣味の筋トレを毎日できるような余裕を作れたら最高です(笑)
ーありがとうございます(笑)
最後に一言お願いします!
最近社内の有志を募って「筋トレ部」を作りました。
ダイエット・ボディメイク・ストレス解消にトレーニングは効果的なのでお勧めです(笑)
ーありがとうございました!(笑)
ロングインタビュー。ありがとうございました!
以上、このような形で2回に分けてAppvisor pushに関して紹介させて頂きましたが、
まとめると下記のような形ですね。
======================= サマリー ===========================
・プッシュ通知はアプリにおいて必要不可欠なもの
・いかにプッシュ通知を有効に使えるかが、アプリのMAU拡大の鍵を握っている
・Appvisor pushはプッシュ通知に関わる全ての機能が搭載
・最短1日で使用可能
・ブレイブソフトにおいては分析力・技術力・知見がある事が強み
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以上、今年の7月から事業部化したAppvisor pushですが、
サイトリニューアルや、マーケティング・広告展開の効果が出ており、
7月に入ってから問い合わせも急増しております!ありがとうございます!
引き続き、Appvisor pushチーム一同、頑張って参ります!
ご応援、よろしくお願い致します!
追記)
最後におまけです!
今年の6月のキックオフ合宿で「GOLD’S GYM」のノースリーブを着る丹羽部長のプライペートショットでした!以上!
投稿者プロフィール
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2019年7月より広報部へジョインしました。
どしどし記事アップしてきますのでよろしくお願い致します!