ブレイブソフトにはイベントの公式アプリが5日で作れる eventos というサービスがあるのですが、そこで連携することのできる予約システムを調査する機会があったので、それについて共有したいと思います。
今回調べたのは GUEST MANAGER という海外のサービスです。
Flexible event ticketing and check in software という説明の通り、イベントのチケット販売やチェックインを管理するためのサービスになります。
※本内容は無料期間内で少し触った上での理解に基づくものなので、一部認識の齟齬がある可能性があることをご了承ください。
管理画面が用意されており、ここでイベントデータやチケットデータの登録を行うことができます。
海外サービスらしいデザインで、ハードルは高めかもしれません。
決済サービスとの連携もでき、イベントの参加者が実際にチケットを購入する画面も自動的に生成してくれます。
(デザイン変更の必要はありそうですが)
GUEST MANAGER では、主に下記3つのデータでイベントを管理するようです。
名称 | 意味 | 主な項目 |
---|---|---|
Event | イベントそのもの | 名前、場所、開始日時、終了日時、URL |
Registration type | 予約枠 | 名前、価格、最大数 |
Order | 予約 | 氏名、対象の Registration type、個数 |
また Event booking API というものもあり、API 連携でこのサービスを利用することもできます。
自身のサービスの一部として組み込むことができる点は魅力的だと思います。
eventos でもこの API を使って、予約システムを実現することが目的でした。
ただ、「キャンセル待ち」や「抽選」といったことができなさそうだったので、結局採用を見送ることになってしまいました。
最後に価格についてですが、従量課金と定額制があるようです。
人気があるのは従量課金の方で、クレジットというものを購入して、そのクレジットを使って参加者のチェックインや招待メール送信などを行えるようです。
定額制については、プランに応じてイベントの参加者や利用できる機能に制限があるようですが、割と「詳しくは聞いてくれ」となっていました。
結果的に eventos で利用することはありませんでしたが、公式ページを見るに Google や LeVI’S での実績もあるようなので、API 連携できるイベント管理サービスを探している方は、この GUEST MANAGER が候補になるかもしれません。
GUEST MANAGER トップページ
https://www.guestmanager.com/
GUEST MANAGER ドキュメント
https://docs.guestmanager.com/
Event booking API ドキュメント
https://api.guestmanager.com/
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