はじめまして、しもめぐろりんごと申します。
突然ですが、IT業界は猫好きの人が多いみたいですね!
実は私もその一人。
自宅では世界一かわいい白茶の猫を飼っています♡(親バカ)
そこで今回は、最近話題になった猫好き必見のITプロダクトを紹介しつつ、今後の技術発展と共に実現されそうな未来もちょっぴり予想しちゃいます!
kittyo
Kickstarterでキャンペーン開始からわずか36分で目標額を達成した超人気プロダクトがこちらの「kittyo」。
なんと、アプリを通して外出先から猫と遊べるのです!
仕組みは、部屋に設置したレーザーポインタ射出機をアプリから操作し、猫に追っかけさせるというもの。
もちろん、動き回る猫の姿も遠隔カメラでばっちり中継されます。
まるで猫がiPhoneの中にいるみたいに感じられるこのUIは、
スマホのタッチ操作を活かした好例と言えますね。
ソース:kittyo.com
bistro
こちらもクラウドファウンディングサイトindiegogoで話題を巻き起こした一品。
簡単に言うと「自動えさやり+自動水やり+健康管理」を実現したプロダクトになります。
外観としてはこんな感じ。
猫ちゃんが乗る透明の台座が体重計になっており、体重推移はもちろんエサを食べた量、水を飲んだ量などのデータが全てクラウドに保存されていきます。
もちろん、そのデータはアプリからいつでも確認することが可能です。
また、カメラがついており、愛猫の食事中の様子を外出先から確認できます。しかも、このカメラには猫の顔認識機能(!)がついており、複数飼いの場合もねこちゃん毎に健康管理ができるのです!完全に未来キテます。
すでにindiegogoでの資金調達は終了しており、順調にいけば来年には量産体制に入るとのこと。楽しみすぎます。
ソース:42ark
トイレにゃう
ねこちゃんの生活で食事と共に大事なのがトイレです。
トイレにきちんと行っているかどうかは健康のバロメーターなんですよね。
そんな点に着目して作られたガジェットがこちら「トイレにゃう」。
話題になったのは昨年なのですが、DIYで作られた面白いモノなので紹介します。
こちら、なんとねこちゃんのトイレにカメラを設置し、システムがカメラからの画像に動体を検知すると、Twitterに写真を投稿してくれるという代物になります。
トイレに行く度に「トイレにゃう」されて、外出先でも安否=「ちゃんとトイレに行ってるか」がプッシュ形式で確認できるというわけです!
仕組みは非常にシンプルなのですが、注目ポイントはこのシステムは小型カメラ+RaspberryPiで作られているところ。
RaspberryPiとは近年話題の手のひらサイズのサーバーで、価格も非常に安価です。(3〜4,000円程度から買えます)
ハードウェアの調達コストが下がってきており、トイレにゃうのようなライトプロダクトが個人発信でどんどん産まれる時代になってきています!
ソース:TEPPEI STUDIO
今後どんなプロダクトが欲しいか
いかがでしたか?ITが進化すると、人間の生活はもちろんペットの生活も変わることを感じて頂けたのではないでしょうか。
3つのプロダクトから見えてくるキーワードをまとめると「自動化」「遠隔操作」「健康管理」といったところでしょうか。
効率的で実利的、まさにITっぽいです。
しかし、ペットと人間の関係に立ち返ってみると、一言で言えば「家族」であり、「絆」で結ばれた者同士だと思っています。
そう、互いに身を寄せ合い、じゃれ合い、ぬくもりを感じ合い・・・(熱くなってきています)
しかし、冗談抜きに「ペットを飼うことが便利になる」ではなく、「絆を深められる」「愛情を伝えられる」ITプロダクトが登場したら全国の愛猫家もきっと喜ぶんだろうな、と。
実はそんな未来を叶えてくれそうな技術分野があります。
しかし、めざましい進化を続けるITにおいて、この分野は未だ一般商用化レベルには至っていません。
それは、嗅覚情報と触覚情報の伝達です。
そして、私しもめぐろとしては、この分野の進化こそペットと飼い主をITでつなぐ、次の大きな山になると思っています。
もしこれらの情報伝達が可能になると、例えば下記のようなプロダクトが作れるはずです。
nukumory(仮称)
- 猫がつける首輪型デバイスと人間がつける手袋型デバイスのセット
- 飼い主がなでる動作をすると、その感触と匂い・ぬくもりが首輪型デバイスを通じて猫に伝達
- なでた感触は手袋型のデバイスを通じて飼い主にも伝わる
- 手袋の手のひら部分を嗅ぐと、首輪型デバイスから伝わる愛猫の匂いが
どうでしょう、欲しくないですか?私は超欲しいです!
これはあくまでも一案ですが、匂いや手触りが情報として気軽にやりとりできるようになると、こうした暖かみのあるIoTがどんどん産まれてくると思います。
これはペットと人間の関係はもちろん、人間同士のデジタルコミュニケーションの在り方も大きく変化させるはず。
そんな未来を夢見つつ、まずは視覚と聴覚で勝負するアプリをしこしこ作って参ります。。。
ではまた!