2022.1.14 Android iOS 分析・アナリティクス運用保守・マーケティング

App Annie「モバイル市場年鑑2022」レポートまとめ

App Annieからモバイル市場年鑑2022が公開されました！
今回はこのレポートの概要をまとめていきます！

17業界、30市場のデータがあるということですが、日本に焦点を絞っていきます。

新規アプリダウンロード数：2300億
アプリストアでの消費支出額：$1700億
ユーザの1人当たりの1日の消費時間：4.8時間
モバイル広告支出額：$2950億
1億ドル以上の消費支出があったアプリの数：233

これらの数字全てが2020年比でプラスとなっています。
特にユーザー一人当たりの1日の消費時間では昨年比で+30%となっていて、モバイル利用の割合が高まっていることがわかりますね。

国別・年度別の1日のモバイル平均利用時間を見ても、2019年から2021年にかけて大きく伸びていることがわかります。
国全体で見ても日本は6番目に多い数字となっています。

カテゴリ別ではSNSや写真/ビデオ(YoutubeやTikTok)などの割合が非常に大きくなっていることがわかります。

世代によっても特徴が出ています。
アプリのジャンルによって利用する年代が大きく分かれているため、それぞれ適した施策を実施することでより大きな効果を上げることが期待できます。

Z世代：教育・書籍・写真/ビデオ・SNS・エンターテイメント系
ミレニアル世代：フード・ショッピング・メディカル・ファイナンス系
X世代：天気・ニュース・スポーツ・ツール・ライフスタイル系

男女別では、利用アプリの傾向が反比例する形となっています。

男性：スポーツ・旅行・ファイナンス・天気・ビジネス系
女性：メディカル・写真/ビデオ・ライフスタイル・フード・教育系

ASOなどでもキーワードの選定が非常に重要ですが、AppStoreで最も検索されたキーワードをジャンル別にまとめました。

DL数、消費支出、MAUごとのトップアプリです。
エンターテイメントやSNS系が多く見られますね。

こちらは企業単位でのまとめです。
こうしてみると日本市場ではやはり日本の企業のアプリが上位を占めていることがわかります。

上記の他にも各ジャンル別アプリの動向と詳細や、ゲームアプリの動向などもありますが、まとめ記事からは省略させていただきます。
詳細は元のレポートをご覧ください。

どの内容も非常に参考になる内容だったかと思います。
これらの情報を元に2022年もより一層良いアプリ開発に取り組んでいこうと思います！

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