21新卒のsatoyuです。
趣味で写真撮影や写真のレタッチ技術を買われ、嬉しいことに社内記事の撮影や編集を行う機会を度々いただいています。
そこで今回は「インタビュー写真を綺麗にレタッチするにはどうしたらいいのか」についてブログを書きたいと思います。
まず編集前と後の写真がこちら
今回の撮影条件が日が入らない会議室で照明しかないもので、ストロボもない、インタビュー写真なのでそこまでシャッター速度も下げられない状況下の撮影でした。
さて編集手順を解説します
説明が長くなってしまうため細かい機能の説明は今回省きます。
まず基本的な露光量やコントラストなどを編集します。
1.トーンカーブも使用するのでそんないじりませんが、全体的に暗いと感じたので明るく露光量を上げます。
2.次に影になっている部分を明るく修正したいのでシャドウをあげます。
3.トーンカーブでコントラストをつけるためにここで少しだけコントラストを下げます。
4.シャドウで影になる部分を上げたため全体的に明るい部分と暗い部分のコントラストが下がってしまいました。そこで黒レベルを少し下げます。
5.明瞭度やテクスチャを下げるとクッキリしすぎる部分が柔らかくなるので下げます。明瞭度を下げてあげると肌がくっきり写りすぎず柔らかくなるため肌補正的効果がでます。ただし下げすぎるとふわふわした写真になるためやりすぎない程度に。
次にトーンカーブを触ります。
トーンカーブって何?となった方は以下を参照。
https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-cc/how-to/photography-dcm-lightroom-basic02.html
1.ポイントカーブを触ります(ポイントカーブ参照)。
2.ポイントカーブでは全体の露光量とハイライトを上げたかったので少し上げています。また白飛びを防ぐため一番右上を下げています。
3.RGBカーブ(Blue)を触ります。白をいれて透明感を入れたかったのでBlueカーブのハイライトを少し上げます。これを行うことでハイライトに青が少し入ります。青が強調されるので少し黄色っぽかった白から青っぽい白に変更されます。
また着用している服の青色にも合いますね。
HSL/カラーを編集します。
ここでは若干の違いですが、肌の色を少し明るくしています。ただ本当に若干の違いなので編集前後をみてもぱっと見全然違いがわからない程度です。
最後にキャリブレーションを編集します。これは色調補正をさらに細かく行うことができます。
キャリブレーションなしとありをみてもらうとわかるのですが、若干赤みが強かったので、その赤みを抜きつつ明るくなるよう補正を行なっています。
赤の彩度を落としている理由は緑と青の彩度を上げているためそのかわりに下げています。
今回は緑と青の色相の色を残したかったため緑、青の彩度を上げました。
以上、インタビュー写真を綺麗にレタッチするには!?でした。
いかがでしたでしょうか?
今回細かい部分の説明は省いたのでわからないこともあったかと思いますが、大体の編集手順はわかったのではないでしょうか?
次回のブログがあれば細かい部分も説明できたらなと思います。