こんにちは!半年前にbravesoftに中途入社したIwamotoです。
メインの業務としては、自社事業であるeventosの新機能の企画を行なっています。

イベントDXのSaaSプラットフォームであるeventosは現在でも非常に多くの機能が搭載されていますが、それでも毎日のように新しい機能の追加要望や、機能アップデートの依頼がやってきています。
そんな要望の中から、eventosに本当に必要なものを他のメンバーと検討し、実際にどのような機能にするのかを考え、開発チームにお願いするところまでが企画としての主な業務です。

今回は、eventosの新機能が具体的にどのような流れで実装されていくのかをご紹介できればと思います。

 

Step1. eventosの新しいアイデア・機能を起案する/してもらう

まず最初は今後eventosに搭載したい機能や改善したい内容を考案します。
ここについては、自分自身で考える場合もありますし、お客様からの要望を営業チームからもらう事もあります。

ここで大切なことは、単純にこういう機能が欲しいということだけでなく、その先にどんな成果が得られそうかというところまで検討できているか?というところになります。

成果と一言で言っても、直接的に顧客獲得に作用して貢献するものもあれば、利便性を高めた結果、間接的に解約を防ぐ、という類のものもあります。
eventosはお客様のイベント成功を通じて事業成長をお手伝いするサービスですので、その文脈のどこに影響するのか、ということを考えられていると良いと思っています。

新しいアイデアや機能はwrikeというタスク管理ツールに登録されていくので、そこから次の取捨選択をしていくフェーズになります。

 

Step2.開発するアイデア・機能を決定する

wrike上に登録されている新しいアイデア・機能は常に50以上はストックされていますので、そこから実際にやるべきというものを決定する必要があります。

eventosでは、営業や開発のリーダーが集まって実際に開発するものを決めていきます。
先ほど書いた通り、その機能がどのようにお客様への提供価値につながるのか?という点に重きが置かれています。

 

Step3.開発のための画面設計書を作成する

開発する内容が決まったら、その内容を資料に落とし込んでいきます。
eventosでは画面設計書という形で、この画面ではこうなる、あの画面ではこう動くということを
細かく記載していきます。

以下は4月にリリースされた管理画面への機能追加の画面設計書の一部になります。
機能ごとにこのような資料を作成し、開発する際にどのように作るのかが理解しやすい形にします。

 

Step4.画面設計書をレビューする

画面設計書という形で資料化したものを、チーム内のメンバーに見てもらい、当初のアイデアからずれていないか、考えが足りていない部分はないかをレビューします。

このフェーズで画面設計に落とし込こまれた物がチーム全体で認識され、これから作るもののコンセンサスが取れるので非常に重要なステップです。

また、この段階でお客様の元にヒアリングを行い、機能についてのアドバイスや要望を改めて確認することもあります。

 

Step5.XDで画面をデザインする

ここのステップについては必要がない場合もありますが、お客様に見せる画面の機能の場合は
デザイナーに依頼して画面をデザインしてもらうことになります。

ツールとしては主にAdobe XDで作成しています。

 

Step6.開発に着手する〜開発完了

デザインも完了すると、コーディングやプログラミングなどの開発に入ります。eventosでは、フロントチームとサーバーチームに分かれているので、機能ごとにタスクを分解して開発にあたっています。

開発にも様々なステップがあるのですが、それをここで書き始めるとここだけで長くなってしまうので
開発に関しては、開発チームのどなたかが筆を取ってくれることを信じて割愛します。

 

Step7.機能公開、そして・・

開発が完了すると、しかるべきタイミングで本番に公開されます。
eventosではおおよそ二ヶ月に一回のタイミングで複数の新しい機能を追加してバージョンアップをしているのでその中の一つの機能として公開されることになります。
(ちなみに現在のeventosのバージョンは2.0。夏ごろには2.1の公開を目指しています。)

しかし、サービス運営は機能を開発して終わりではありません。実際にその機能がどうやって使われているのか、使い方に不便なところはないか、など常に改善をしていくのがSaasサービスで必要な姿勢です。

作って終わりではなく、永遠に改善を繰り返していく

今回ブログを執筆させてもらう機会をいただきましたが、自分で書いていることでも
まだまだ徹底できていない部分も多いなと感じました。

今後もeventosがより良いサービスにできるように精進していきたいと思います。

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iwamoto