ついに、iPhone12が発表されましたね。いまいちな評価をしている方、ぜひ買いたいという方色々意見がありますが、新しいものは早く触ってみたいですね。
噂通りイヤホンとかはついてないようですが、個人的には毎回捨てることになってしまうので、気にはならないですが。。
あとは、記事には載せてないですが、「行政手続きの99.247%で押印廃止」と河野大臣がいってましたが、中国は政府がデジタル人民元をやったりしてしまっているので、負けずにDX化を進めてほしいと切に願っています。。。

 

ソフトウェア

iOSアプリのプリオーダーを180日前に変更

Apple Storeを見ると、特にゲーム系が多いですが、アプリリース前に予約といったことができるかと思います。この日数が2~180日前からと変更がされました。
新機能ではないですが、改めて事前にユーザーへ認知させて、ダウンロードさせる施策として検討してみてはいかがでしょうか。

Offer your apps for pre-order even earlier

 

Android Studioがアップデート。折りたたみスマホ、TensorFlow Liteサポートを追加

10/12 にAndroid Studioのバージョン4.1の安定版がリリースされました。不具合の修正に加えて以下の機能が追加されております。

・開発者がTensorFlow LiteモデルをAndroidに導入可能にすることで、オンデバイスでの機械学習のサポートを強化

・Android Studioの中でAndroidエミュレータを実行できるようになった点

・エミュレータで折り畳み式のスマートフォン用アプリをテストできるようになった

Android Studioが折り畳みスマホ用エミュレータを搭載、機械学習プラットフォームTensorFlow Liteのサポートも強化

 

Google Play Storeでのポリシー違反の例を公開 

開発者が常に怯える、ストア公開のリジェクト。。。この度、Google からよくあるポリシー違反が紹介されました。詳しくは公開記事を見てもらえれば思いますが、端的に言うと以下です。割と有名な話も多いですが、改めて気をつけてBanされないようにしましょう。

・Links that take users back to other apps on the Play Store:自分で開発したものに限らず、Play StoreにリンクをしているアプリはNG

・Spammy app descriptions:アプリの説明で繰り返しとか関係ないキーワードを使ってたらNG

・Abandoned and broken apps:メンテナンスされてないアプリやクラッシュとかするアプリはNG

・Apps vs. Webview : WebView(アプリでWebページを呼び出す)ばっかりのものはNG

Developer tips and guides: Common policy violations and how you can avoid them

 

ハードウェア

Appleイベント開催。ついにiPhone12が発表

ご存知の方も多いと思いますが、Appleのイベントが開催され、iPhone12シリーズの発表が行われました。iPhone12 では、12 Mini(7万4800円〜)、12(8万5800円〜)、12 Pro(10万6800円~)、12 Pro Max(11万7800円〜)の4モデルが発表されております。

注目すべき点は、やはり5G対応の初のiPhone端末という点ではないでしょうか。あとは、Android端末ではすでに5G対応端末が出始めているので、日本においては、5Gのインフラが加速するのを祈るのみですね。

その他、このイベントでは、iPhone12だけでなく、HomePod Mini(HomePodスマートスピーカーのミニ版)も発表されました。スマートスピーカーとしては、Alexaが圧倒的に多いですが、Appleとしても引き続き力をいれていることが感じられますね。

アップル新iPhone発表イベントまとめ、iPhone 12シリーズ、HomePod mini、MagSafe復活

 
なお、開発者からすると、画面サイズが気になるところかと思います、各端末のサイズは以下となっております。
  iPhone12 iPhone12 mini iPhone12 Pro iPhone12 Pro Max
液晶画面
解像度
2,532×1,170
460ppi
2,340×1,080
476ppi
2,532×1,170
460ppi
2,778×1,284
458ppi
 
また、iPhone12 Pro/Pro Max では、LiDARスキャナーが搭載されております。これは、より没入感の高い拡張現実(AR)体験を提供するものとなります。その技術を使ったアプリとして、Snapchatが先駆けて対応していくようです。
このLiDARスキャナーによって、以下のようなことが可能になるとのことです。さて、これでARがどこまで伸びていくか注目ですね。
この技術を使えば、アプリ開発者はiPhoneの周囲の正確な深度マップが作れるようになり、即応性が向上するためARは高速化し、ARを応用した新しいアプリ体験が可能になる。

具体的にいえば、アプリ開発者はこの技術を使うことでオブジェクトや部屋のスキャンが可能になるということだ。例えばAR買い物アプリ、家のデザインツール、ARゲームなどが考えられる。

Snapchatレンズの小鳥は、人の背後に回ったときには陰に隠れて見えなくなる。また、人の手の上に正確に止まる。

 

耳で生体認証できるワイヤレスイヤフォン

耳穴の形は個々人で異なることから、生体認証に利用できるということで、ワイヤレスイヤホンで生体認証できるハードウェアが販売開始されました。改めて色々な生体認証ができる体は偉大ですね。
 
 

ITビジネス

BizteXが「SaaS連携マップ」公開

ざっと見たところ、バックオフィス系が多いですが、SaaSサービスを対象に、各サービスがどのサービスとAPI連携をしているかをまとめたSaaS連携マップを公開したとのこと。色々なサービスを採用する際に、利便性を上げるために、他のサービスとAPI連携しているのかが採用基準の一つになることもあるかと思いますが、その際に便利なサービスになりそうです。

BizteXが約500のSaaS対象にAPI連携状況をデータベース化した「SaaS連携マップ」公開

 

Googleアナリティクスがアップデート

Googleアナリティクスに機械学習を導入して、マーケターにとって重要なデータを自動的に強調する機能が追加されました。機能の追加もそうですが、今回の機能追加はマーケターに対して強化をするという点で、Googleアナリティクスをよりマーケターにとってプラスとなるような意思表示かと思いますので、今後もよりマーケターに対して有用な機能を追加する可能性がありそうです。

Google_Analytics_predictive_metrics.png

Googleアナリティクスがアップデート、機械学習を活用して重要な顧客データを取り出せるように

 

Google の新たなプロジェクトは植物検査ロボバギー

下記の記事によると、ロボットバギーでビッグデータを生み出すとのこと。経験則とかに頼っていた農業に対して個別にデータをとって分析・対応とすることで、データに基づいた対応ができるようになりそうです。

作物の上を巡回するロボットバギーで、それぞれの植物を個別に検査し、おそらく、飢えた世界の需要に農業が対応しなければならないような「ビッグデータ」を生み出すのだろう。

グーグルの最新のムーンショットは野外を移動する植物検査ロボバギー

 

中国の深センにてデジタル人民元を実験的に開始

特に現金よりデジタルのほうが信用度が高いとされている中国にて、デジタル人民元が開始されました。単なる暗号通貨ではなく、中央銀行が発行・管理し、中国の法定的、物理的な通貨のデジタル版として機能するもの、つまり政府が公式に出しているデジタル通貨という点が重要です。
このプロジェクトが成功されるとなると、各国でも同様の流れができる可能性があり、それを先行く中国の技術や実績が非常に重要になりそうですので、今後の動向に注目です。

その他

今回からニュースではないですが、気になった情報についても少し記載していこうと思います。

開発者がしらない技術をやるときに気になるのが、どう勉強していったらいいだろう?ということかと思います。それに対して、Developer Roadmap というのを公開しておりました。

すべての技術があるわけではないのですが、例えばFront-endを見てみると、Internet からスタートして、CCSやSSRを経由してなど、関連しそうな技術が細かくはないですが記載されています。今自分が担当しているエリアについても見直しや、興味があるエリアについて見てみると面白いかと思います。

画像:roadmap.sh