開発技術
Daydreamのサポートが終了に
以前もAR/VRビジネスが縮小化の記事を紹介しましたが、ついにGoogleがDaydreamのサポートを打ち切りすることになりました(Android11以降で対応しない)。
この事実がAR/VRが伸びていかないというわけではないですし、FacebookとしてはOculasの新しいバージョンに取り組んでいたりもするので、一概には言えないですが、一つの苦戦するビジネスの実情を示しているのではないでしょうか。
グーグルがDaydreamのサポートを打ち切りへ、VR白昼夢から完全覚醒か
Google Play のアプリ内購入ポリシー変更
Appleを中心に、アプリ内課金がニュースになっておりましたが、Google Playでのアプリ内購入ポリシーが変更されました。
今後12カ月間、その支払いポリシーをオプトアウトできるようにする予定だ。これは、ライブイベントのような物理的サービスをオンライン化せざるを得なかった企業に適用される可能性がある。
と伝えつつ、内容としては今までアプリ内課金を使うようにといってきたが、どうもより厳格化される感じのようです。。。
Listening to Developer Feedback to Improve Google Play
Google Playのアプリ内購入ポリシー変更、サードパーティのアプリストア利用が容易に
こちらにて、ポリシーを発表しておりますので、参照してください。アプリアイテムやサブスク料金、アプリの機能やコンテンツにはGoogle Playを使うようにとのこと。例外としては、記事から抜粋すると以下のようです。
以下の場合は、Google Play の課金システムを使用しないでください。
- 主に以下に対する支払いの場合:注: 一部の市場では、物理的な商品やサービスを販売するアプリに Google Pay を提供しています。詳しくは、Google Pay デベロッパー ページをご覧ください。
- 物理的な商品(食料品、衣料品、家庭用品、電子機器など)の購入またはレンタル
- 物理的なサービス(運賃、清掃サービス、航空運賃、ジムの会費、食品の配達、ライブイベントのチケットなど)の購入
- クレジット カードの請求、公共料金(有線通信サービス、電気通信サービスなど)に関する支払い
- ピアツーピア支払い、オンライン オークション、非課税寄付に関する支払い
- 現金を伴うギャンブル、ゲーム、コンテストに関するポリシーのギャンブル アプリのセクションに記載されているようなオンライン ギャンブルを推進するコンテンツやサービスに対する支払い
- Google のペイメント センターのコンテンツ ポリシーで許可されない商品カテゴリに該当する支払い
Flutter 1.22 stable releaseがリリース
Android 11 と iOS 14 のUIサポート機能を追加した、Flutter 1.22 のStable Releaseが発表されました。iOS14のApp Clipsなどの対応も入っているようですので、Flutterを使用している方は、新OSのために新バージョンを使っていきましょう。
Google: Flutter 1.22 stable release is out – UI support for Android 11 and iOS 14 features
GithubにてCode Scanningをロールアウト
GithubがCode Scanningという新しいセキュリティ機能を追加し、全ユーザーにて使用できるようになったとのこと。この機能では、pull request、commit、mergeにおいて、コードを分析して脆弱性を指摘してくれるようです。セキュリティは非常に重要な課題ではあるので、このようなチェックをしてくれるのは開発者としても助かりますね。
Image: github
GitHub rolls out new Code Scanning security feature to all users
AWS のコスト異常検知サービス開始
AWSにおいて、根本原因の分析を含むコストに関する異常検出アラート通知が開始されました。AWS コスト異常検出は AWS Cost Explorer と統合されているようですので、AWSを使用してコストを気にされている方はぜひ使ってみてください。
ハードウェア
「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」が10月15日に発売
うっかり情報を先出ししてしまったというニュースもありましたが、Pixel5 と Pixel4a(5G) が10/15に日本で発売開始となります。Pixel5 が7万4800円からとPixel4a(5G)が6万500円からとなっています。まず最初の感想としては、1万円ちょっとしか差がないのかというところです。
「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」発表、日本は10月15日より販売開始
なお、その他にも新しいスマートスピーカーも発表されております。
グーグルがスマートスピーカー「Google Nest Audio」発表、10月15日に日本発売
超小型人工衛星によるIoT用ネットワークが月額500円から
新しい人工衛星のネットワークは低帯域幅、低消費電力の接続性を提供するSwarmが新しい料金体系を発表しました。1パケットあたり最大200バイトのパケットを毎月最大で750パケットまでとなりますが、月額500円程度で利用可能とのこと。ネットワークについては5Gがニュースになっておりますが、世界中どこからでもアクセスできる(制限はあるが)というのは、特にIoTの世界では非常に注目される点になるのではないでしょうか。
150の超小型人工衛星によるIoT用ネットワークを提供するSwarm、月額500円程度で利用可能
amazon 手をかざして決済するデバイスを発表
さすがAmazonといったところですが、携帯どころか手をかざすだけで決済ができるデバイス「Amazon one」を発表しました。無人店舗など、様々な店舗技術などを出してきましたが、手のひら認証を入れた理由としては
「いくつかの重要な理由から、手のひら認識を選択しました。その理由の1つは、手のひらの画像は個人を特定しづらく、手の一部だけを用いる生体認証よりも手のひら全体を使った認証の方がプライバシーが高いと考えられたためです。また、非接触型なので、特に今の時代にはユーザーのみなさまに喜ばれると思います」
とのこと。非接触だと顔認証などもあったりしますが、ユーザーの行動からすると、手をかざすだけのほうが楽だったりするかもしれません。ただ、顔認証がマスクで困難になるのと同時に手袋を外さないといけないってことになりそうですね。
Amazonが手をかざすだけで料金を支払えるデバイス「Amazon One」を発表
ITビジネス
グーグルがニュース新サービス立ち上げ
Google からのニュースサイトへの参照については、支払い関連でも一時期ニュースになったりしましたが、正式にニュースサービスを立ち上げ、記事使用料を支払っていく方針を発表しました。正式に記事使用料を支払うことになるため、新聞などすでにデジタルの世界になってきており、そのなかでどのようにマネタイズするかが課題になっていますが、一つの解決策になるかもしれません。
グーグルがニュース新サービス立ち上げ、今後3年間で記事使用料約1050億円支払いへ
なお、その他にもGoole TVや、Google Meetの無料での使い放題を延長、手話を認識させる技術の発表など、様々な発表がGoogleからありました。
CEATECがオンライン開催
ハードウェアの展示も多く日本でも有名なイベントのCEATECがオンラインで開催されます。オンラインを生かして参加者を過去最高を目指すとのこと。セミナーを動画というのは当然ありつつ、以下の機能を紹介しております。
参加企業のページ(ブース)では、画像、動画、テキストで展示品を紹介できる他、展示会のステージ代わりになるセミナー機能を設けたブースもある。質問にはテキストチャットで対応する。
来場者が訪れるとブースに「訪問履歴」が残り、出展者側はその数をリアルタイムに把握できる。また展示をランダムに表示する「CEATEC GO」という機能は、来場者に“予想外の発見”を提供するという。
弊社でも「eventos」というオフライン、オンラインの両方のイベントにも対応できるプラットフォームを提供しておりますので、ぜひ興味があるかたはお問い合わせください。
オンライン開催になった「CEATEC」、出展者半減も「過去最多の来場者数目指す」
東証でシステム障害
このようなニュースを見ていると、ITシステムを提供している我々としても他人事ではないニュースです。原因としては共有ストレージシステムのメモリ故障とのこと。このような障害を100%なくすことは難しいですが、障害が起きたときにどう継続させるかは非常用に重要なポイントであることを痛感させられます。
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