久々の投稿な気がします。

最近 SwiftUI の勉強を本格的に始めたのですが、それに伴って SwiftPM というパッケージ管理ツールの存在を(今更ながら)知ったので紹介したいと思います。
(SwiftUI についても近々社内で勉強会したり、ブログ書いたりするつもりです)

iOSエンジニアであればパッケージ管理ツールとして CocoaPods や Carthage を使っている人が多いかと思いますが、余計なファイルが増えたり学習コストが高かったりで、使い勝手としては完璧とまではいかないものでした。

そこで Xcode 11 からApple純正のパッケージ管理ツールとして登場したのが SwiftPMです。
(厳密には、もう少し前から条件ありで使えたようです)

実際に使ってみたところ、驚くほど簡単に外部ライブラリが導入できました。

今回は SwiftUICharts というグラフを描画できるライブラリの導入を例に、手順を残しておきます。

まず File > Swift Packages > Add Package Dependency… の順に選択します。

導入したいライブラリの github の URL を入力します。

特定のブランチやコミットのバージョンを使う場合は選択します。

Finish をクリック。

無事、ライブラリが導入されました。

たったこれだけで終わりです。

あとは適当な  View でコードを書いて、

import SwiftUI
import SwiftUICharts

struct ContentView: View {
    var body: some View {
        MultiLineChartView(data: [([8,32,11,23,40,28], GradientColors.green), ([90,99,78,111,70,60,77], GradientColors.purple), ([34,56,72,38,43,100,50], GradientColors.orngPink)], title: "Title")
    }
}

struct ContentView_Previews: PreviewProvider {
    static var previews: some View {
        ContentView()
    }
}

実行すれば、

SwiftUICharts を使ってグラフが描画できました。

非常に簡単ですよね。

今後 SwiftPM 対応のライブラリが増えることを願いつつ、CocoaPods から卒業していきたいと思います。